📋 大会概要
| 大会名 | 全英オープン2027(YONEX All England Open Badminton Championships 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年3月4日(木) 〜 3月14日(日)(11日間) |
| 会場 | バーミンガム市内(会場の正式発表待ち) イギリス・ウェスト・ミッドランズ |
| グレード | BWFワールドツアー Super 1000 |
| 賞金 | 総額200万ドル(2026年の145万ドルから増額) |
| 種目 | 男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルス(5種目) |
| 主催 | バドミントン・イングランド(Badminton England)/世界バドミントン連盟(BWF) |
🗓 日程
会期は2027年3月4日(木)から3月14日(日)までの11日間です。BWF公式の「BWF World Tour Calendar 2027-2028」(2026年6月30日公表)の3月の行は「WEEK 9 / ALL ENGLAND OPEN / 4-14 MAR / BIRMINGHAM / SUPER 1000」で、週10にも同じ大会名が続いています=1つの大会が2週にまたがるという書き方です。2026年までの全英は6日間(2026年は3月3日〜8日)でしたから、ほぼ倍の長さになります。3月4日は木曜、3月14日は日曜で、会期のなかに土日が2回(3月6日〜7日と3月13日〜14日)入ります。BWFが「11日間・2つの週末にまたがる」と説明しているとおりの暦です。ただし「何日目に何のラウンドをやるか」という日ごとの進行表は、2026年9月4日時点でまだ発表されていません。このページでは推測の進行表は載せません。
🏟 会場:バーミンガム
2027年大会の会場(体育館名)は、2026年9月4日時点でまだ発表されていません。BWF公式カレンダーに書かれているのは開催都市「BIRMINGHAM(バーミンガム)」までです。大会公式のBadminton Englandのサイトも、2026年9月4日時点では「REGISTER FOR 2027(2027年の情報をいちばんに受け取る登録)」の案内が出ているだけで、日程も会場も掲載されていません。このページでは会場を断定しません。参考として、前回2026年大会(第116回・3月3日〜8日)の会場はユティリタ・アリーナ・バーミンガム(Utilita Arena Birmingham)でした。バーミンガムはイングランド中部・ウェスト・ミッドランズ州の都市で、ロンドンから鉄道でおよそ1時間半の距離です。ただし11日間・2面運用という新しい形になるため、同じ会場になるかどうかも含めて発表を待つのが確実です。決まりしだい大会公式に掲載されます。
📺 放送・ライブ配信
最新の放送予定は、各局の番組表と全英オープン公式(Badminton England)の告知でご確認ください。
🎫 出場するのは誰か
Super 1000 は世界ランキング上位の選手・ペアが集まるいちばん上の階級で、全英オープンはその5大会のひとつです。2027年からはシングルスの本戦が48人に増えます(2026年までは男女とも32人)。1種目あたり16人ぶん、出場できる枠が広がる計算です。ダブルスは32ペアのトーナメントで変わりません。出場者は世界ランキングをもとにBWFが決め、ドロー(組み合わせ)は例年、大会の1〜2週間前に発表されます。
🆕 2027年、全英オープンはこう変わります
BWFは2026年2月9日に「2027年からの新しい大会構造」を発表し、6月30日に2027-2028年のカレンダーを公表しました。全英オープンを含むSuper 1000の5大会は、そこでいちばん大きく形が変わります。変更点を、2026年までの姿と並べます。
| 2026年まで / 2027年から | |
| 会期 | 6日間(2026年は3月3日〜8日) → 11日間・週末を2回はさむ(2027年は3月4日〜14日) |
| シングルスの本戦 | 32人のトーナメント → 48人。予選リーグのあと決勝トーナメント |
| ダブルスの本戦 | 32ペアのトーナメント → 32ペアのトーナメント(変更なし) |
| 賞金総額 | 145万ドル → 200万ドル |
| 1大会の試合数 | 155試合 → 219試合 |
| 得点方式 | 21点制 → 3ゲーム15点制(2027年1月4日から) |
| コート | —— → 2面運用・全試合を中継用に制作 |
いちばん大きいのは「シングルスに予選リーグが入る」ことです。これまでのバドミントンの大会は、ほぼすべてが初戦で負けたら終わりのトーナメントでした。グループ戦が入ると、1試合目に負けても2試合目があります。BWF会長は発表のなかで、この変更を「選手がしっかり回復でき、力を出しきれる環境をつくるための、意図的な一歩」だと説明しています。
なお2026年9月4日時点で、日ごとの進行表(何日目にグループ戦、何日目に決勝トーナメント)は発表されていません。1組が何人になるかも、BWF公式は明記していません。このページでは、発表されていないことは書きません。
🔢 「1大会219試合」を計算してみました
BWFは新方式について2つの数字を出しています。「1大会219試合」と「Super 1000の全1,095試合を世界に配信する」です。この2つを手で計算すると、公表されていない「1組が何人か」まで見えてきます。
-
シングルス 1種目 = 63 試合
3人1組を16組つくると、1組の総当たりは3試合 → 16組 × 3 = 48試合
各組1位の16人が決勝トーナメント → 8+4+2+1 = 15試合
48 + 15 = 63試合 -
ダブルス 1種目 = 31 試合
32ペアのトーナメントなので 16+8+4+2+1 = 31試合
-
合計 = 219 試合
シングルス 63 × 2種目 = 126
ダブルス 31 × 3種目 = 93
126 + 93 = 219 ← BWF公表の「219試合」と一致
219 × 5大会 = 1,095 ← BWF公表の「1,095試合」とも一致
2つの公表値が同時に成り立つのは、この「3人1組×16組」の形だけです。ただしBWF公式は「1組が何人か」を明記していないので、このページでは「計算が合う」という書き方にとどめます。正式な規程が出たら差し替えます。
ちなみに2026年までの全英は5種目とも32人・32ペアのトーナメントでした。1大会は 31 × 5 = 155試合です。219試合はその約1.4倍で、11日間に広げた理由がここにあります。試合数が増えたぶん、日本から見られる試合も増えることになります。
🎯 15点制で行われる、最初の全英オープン
2027年1月4日から、国際大会の得点方式が「3ゲーム×15点制」に変わります。全英オープン2027は3月の開催なので、1899年から数えて初めて15点制で争われる全英オープンになります。
- 1ゲームは15点先取(21点先取ではありません)。
- 14-14になったら2点差がつくまで続きます。
- 20-20になったら、次の1点を取ったほうが勝ちです(上限21点)。
- マレーシアオープン2027 — 2027年1月21日〜31日・クアラルンプール。同じSuper 1000で、この新方式が世界で最初に実戦へ入る開幕戦
- 3ゲームマッチ(2ゲーム先取)は変わりません。
1ゲームが短くなるぶん、序盤の連続失点が重くなります。21点制なら5点のリードを追いつく時間がありましたが、15点制では同じ5点がずっと重い。「立ち上がりで置いていかれた側が、そのまま終わる」試合が増えると見られています。詳しくはバドミントン15点制はいつから?変更点まとめにまとめています(A4の無料早見表もあります)。
なお日本国内は2026年から先行して15点制になっており、全日本総合やインターハイなどの大会はすでに新ルールで行われています。つまり日本の選手や中高生のほうが、世界より1年早く15点制に慣れていることになります。
🇯🇵 日本勢と全英オープン
2026年9月4日時点で2027年大会のエントリーは発表されていないので、ここには決着済みの記録だけを書きます。日本勢は近年の全英オープンで多くのタイトルを獲ってきました。
| 2016年 | 女子シングルス 奥原希望/女子ダブルス 高橋礼華・松友美佐紀 |
|---|---|
| 2018年 | 混合ダブルス 渡辺勇大・東野有紗(現・五十嵐有紗) |
| 2019年 | 男子シングルス 桃田賢斗 |
| 2020年 | 男子ダブルス 遠藤大由・渡辺勇大/女子ダブルス 福島由紀・廣田彩花 |
| 2021年 | 女子シングルス 奥原希望(2度目)/女子ダブルス 松本麻佑・永原和可那/混合ダブルス 渡辺勇大・東野有紗 |
| 2022年 | 女子シングルス 山口茜/女子ダブルス 松山奈未・志田千陽/混合ダブルス 渡辺勇大・東野有紗 |
| 2025年 | 女子ダブルス 松山奈未・志田千陽(2度目) |
| 2026年 | 優勝なし(最高は女子シングルス 山口茜 のベスト4) |
英語版Wikipediaの歴代優勝者表を全数で数えました。渡辺勇大は男子ダブルス2回・混合ダブルス3回の計5回で、日本勢では最多です。
2027年から本戦が48人になることは、日本勢にとって追い風になる可能性があります。シングルスの枠が1種目あたり16人ぶん広がるためです。ただし枠の配分は世界ランキングで決まるので、実際に何人が入れるかはエントリー時点のランキング次第です。ここも憶測では書きません。ドローの発表は例年、大会の1〜2週間前です。
🏆 前回の優勝者
| 男子シングルス | 林俊易(Lin Chun-yi)(台湾) |
|---|---|
| 女子シングルス | 王祉怡(Wang Zhiyi)(中国) |
| 男子ダブルス | キム・ウォンホ/ソ・スンジェ(Kim Won-ho/Seo Seung-jae)(韓国) |
| 女子ダブルス | 劉聖書/譚寧(Liu Shengshu/Tan Ning)(中国) |
| 混合ダブルス | 葉宏蔚/ニコル・ゴンザレス・チャン(Ye Hong-wei/Nicole Gonzales Chan)(台湾) |
前回=2026年大会(第116回・3月3日〜8日/ユティリタ・アリーナ・バーミンガム/賞金145万ドル)の優勝者です。5種目のうち台湾と中国が2種目ずつを分け合い、日本勢の優勝はありませんでした。日本勢の最高成績は女子シングルスの山口茜のベスト4です。男子ダブルスのキム・ウォンホ/ソ・スンジェは2025年に続く連覇でした。2027年大会にこの顔ぶれが出るかどうかは、エントリーが発表されるまで分かりません。
🏸 試合結果(開催後に随時更新)
この大会の結果(各種目の優勝者・決勝スコア・日本勢の勝敗)は、2027年3月の開催後に決着した試合から随時追記します。進行中の試合は載せません。全結果は大会公式とBWF公式でご確認ください。
🔍 観戦がもっと面白くなる:スコアの見方
決勝が日本時間の夜から深夜にかけてなので、週末なら決着まで見届けやすい大会です。2027年は15点制になって最初の全英なので、点の進み方そのものが今までと違って見えます。スコアシートの書き方を知っていると、どこで流れが変わったのかが後から見返せます。審判のコールを覚えたい人ははじめての主審もどうぞ。
試合を見るときは、点数そのものより「連続得点がどこで生まれたか」に注目すると、流れの変わり目が見えてきます。強い選手・ペアは、リードしたあとに一気に離す時間帯を必ず持っています。ルールや用語があやしいときはバドミントンのルールや用語集もあわせてどうぞ。
バドシートは、スコアシートを自動でつけて、成長をグラフで見られる無料アプリです。得点をタップするだけでスコアシートができあがり、勝率・得点パターン・ミスの傾向があとから見られます。試合の記録・振り返り・チームでの共有まで、これ1つで完結します。大会を見て学んだことを、次の自分の試合につなげられます。
🔗 ほかの大会
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- BWFワールドツアーファイナルズ2026 — 12月9日〜13日・杭州。2026年シーズンの締めくくり
- オディシャマスターズ2026 — 12月8日〜13日・インド カタック。21点制で行われる最後の週
- チャイナマスターズ2026 — 9月1日〜6日・中国 深セン(Super 750)
- デンマークオープン2026 — 10月13日〜18日・オーデンセ(Super 750)。2027年からはSuper 1000に上がり全英と同じ新方式になる
- 香港オープン2026 — 11月17日〜22日・香港 啓徳アリーナ(Super 500)
- 熊本マスターズジャパン2026 — 11月10日〜15日・熊本(Super 500)。日本で見られる国際大会
- 世界バドミントン選手権2026 — 2027年からは世界選手権もグループ戦+決勝トーナメントに変わる
- インターハイ(全国高校総体)バドミントン2027 — 8月3日〜8日・東京。国内の高校の全国大会も15点制
- 全日本総合バドミントン選手権2026 — 国内最高峰。日本は2026年から先行して15点制
- 山口茜 — 2022年の全英オープン女子シングルス優勝。2026年大会はベスト4
- 奥原希望 — 2016年・2021年の全英オープン女子シングルス優勝
- 奈良岡功大 — 日本男子シングルスの中心選手
- 廣田彩花/櫻本絢子 — 上の表の2020年の女子ダブルス優勝者「福島由紀・廣田彩花」の廣田彩花。2026年は櫻本絢子と組んでいます
- 林俊易 バドミントン 2026年の成績・試合結果まとめ — 上の「前回の優勝者」欄にある2026年大会の男子シングルス優勝者(決勝でラクシャ・センに 21-15, 22-20・57分)。台湾の選手として同種目初の全英制覇でした。2026年9月8日付で男子シングルス世界13位。2026年の試合を1試合ずつ
- ラクシャ・セン バドミントン 2026年の成績・試合結果まとめ — 上の「前回の優勝者」欄にある2026年大会の男子シングルス準優勝者(インド)。決勝で林俊易に 15-21, 20-22(57分)でした。2026年9月8日付で男子シングルス世界12位。2026年の試合を1試合ずつ
- 王祉怡 バドミントン 2026年の成績・試合結果まとめ — 上の「前回の優勝者」欄にある2026年大会の女子シングルス優勝者(決勝でアン・セヨンに 21-15, 21-19)。2026年9月1日付で世界2位。2026年の試合を1試合ずつ
- キム・ウォンホ/ソ・スンジェ バドミントン 2026年の成績・試合結果まとめ — 上の「前回の優勝者」欄にある2026年大会の男子ダブルス優勝者(韓国)。決勝はアーロン・チア/ソー・ウーイイクに 18-21, 21-12, 21-19 で、2025年に続く連覇でした。2026年9月8日付で男子ダブルス世界1位。2026年の試合を1試合ずつ
- バドミントンのルール — コート・サーブ・得点の基本
- バドミントン用語集 — 実況で出てくる言葉の意味
- 中国オープン2026 — 7月21日〜26日・中国 常州(Super 1000)。終了・最終結果を掲載
- ダイハツ・ジャパンオープン2026 — 7月14日〜19日・東京体育館(Super 750)。終了・最終結果を掲載
- インドネシアマスターズ Super 100 2026 — 9月1日〜6日・インドネシア ポンティアナック(Super 100)
- ベトナムオープン2026 — 9月8日〜13日・ベトナム ホーチミン市(Super 100)
- アジア大会2026 バドミントン — 9月20日〜29日・愛知県一宮市。日本開催
- アークティックオープン2026 — 10月6日〜11日・フィンランド ヴァンター(Super 500)
- マレーシア Super 100 2026 — 10月13日〜18日・マレーシア ジョホール州(Super 100)
- フランスオープン2026 — 10月20日〜25日・フランス パリ近郊(Super 750)
- インドネシアマスターズ クドゥス2026 — 10月20日〜25日・インドネシア 中部ジャワ州クドゥス(Super 100)
- HYLOオープン2026 — 10月27日〜11月1日・ドイツ ザールブリュッケン(Super 500)
- 韓国オープン2026 — 11月3日〜8日・韓国 麗水(Super 500)
- 高雄マスターズ2026 — 11月10日〜15日・台湾 高雄 Kアリーナ(Super 100)。前回は日本勢が5種目中4種目を制した
- シドモディ国際2026 — 11月24日〜29日・インド ラクナウ(Super 300)。日本勢に5つの優勝がある大会
- グワハティマスターズ2026 — 12月1日〜6日・インド アッサム州グワハティ(Super 100)。日本勢は3回15種目でまだ優勝がない
- ドイツオープン2027 — 2027年2月23日〜28日・ドイツ ミュールハイム(Super 500)。2026年までのSuper 300から上がり、ハイローオープンとグレードが入れ替わる
- インドオープン2027 — 2027年2月2日〜7日・インド ニューデリー(Super 750)。例年の1月から2月に移る年
- インドネシアマスターズ2027 — 2027年2月9日〜14日・インドネシア ジャカルタ(Super 500)。2026年の1月から2月に移る年
- タイマスターズ2027 — 2027年2月16日〜21日・タイ バンコク(Super 300)。2027年だけ2月開催で、日本との時差は2時間
- スイスオープン2027 — 2027年3月16日〜21日・スイス バーゼル St. Jakobshalle(Super 300)。2026年は田中湧士が男子シングルスで優勝
- オルレアンマスターズ2027 — 2027年3月23日〜28日・フランス オルレアン Palais des Sports Jean Ros(Super 300)。2026年は奥原希望と中出すみれ/髙橋美優が優勝し、日本はこの大会の国別最多10勝
- フィリピンオープン2027 — 2027年4月13日〜18日・フィリピン マニラ(Super 100)。2009年以来18年ぶりの開催で、フィリピン初のワールドツアー
- 台北オープン2027 — 2027年5月4日〜9日・台湾 台北(Super 300)。2026年は日本勢が5種目のうち3種目で優勝し、沖本優大の男子シングルス優勝はこの大会で日本男子初
- インドネシアオープン2027 — 2027年5月27日〜6月6日・インドネシア ジャカルタ(Super 1000)。2026年は福島由紀/松本麻佑が女子ダブルスで優勝
- シンガポールオープン2027 — 2027年6月8日〜13日・シンガポール(Super 500)。2026年は山口茜と霜上雄一/保原彩夏が準優勝
- カナダオープン2027 — 2027年6月29日〜7月4日・カナダ(Super 300・開催都市は未発表)。2026年は日本勢が5種目すべてで優勝
- USオープン2027 — 2027年7月6日〜11日・アメリカ ロサンゼルス(Super 300)。2026年は岡村洋輝/山下恭平と中出すみれ/髙橋美優が優勝
- ベトナムオープン2027 — 2027年6月15日〜20日・ベトナム ホーチミン市(Super 100)。日本勢はワールドツアーになってから6回優勝
- ジャパンオープン2027 — 2027年8月24日〜29日・東京(Super 750)。山口茜は女子シングルスで4回優勝、2026年は山口茜と渡邉航貴が準優勝
- タイオープン2027 — 2027年8月10日〜15日・タイ バンコク(Super 500)。2026年は山口茜が女子シングルスで優勝、岩永鈴/中西貴映が準優勝
- マレーシアマスターズ2027 — 2027年8月17日〜22日・マレーシア クアラルンプール(Super 500)。2026年は廣田彩花/櫻本絢子が女子ダブルスで準優勝、明地陽菜がベスト4
- 香港オープン2027 — 2027年5月18日〜23日・香港(Super 750)。2027年からSuper 500より上のSuper 750に昇格し、賞金は50万ドルから110万ドルになる
- 韓国オープン2027 — 2027年5月11日〜16日・韓国(Super 500・開催都市は発表待ち)。開催が11月から5月へ移り、2026年大会の閉幕から184日で開幕。日本との時差は0時間
- 世界ジュニア選手権2026(バドミントン・日本代表16人) — 10月5日〜17日・エジプト カイロ。BWFのU19世界一決定戦。日本代表は男子8人・女子8人の16人(協会が9月29日に更新)
- アジアパラ競技大会2026 パラバドミントン — 2026年10月16日〜23日・一宮市総合体育館(愛知県一宮市)。日本からは12人・13エントリーが出場。会場はアジア大会のバドミントンと同じ体育館
❓ よくある質問
Q. 全英オープン2027はいつ、どこで行われますか?
全英オープン2027(YONEX All England Open Badminton Championships 2027)は、2027年3月4日(木)から3月14日(日)までの11日間、イギリスのバーミンガム市内(会場の正式発表待ち)で行われます。主催はバドミントン・イングランド(Badminton England)/世界バドミントン連盟(BWF)です。
Q. 全英オープン2027のグレードは何ですか?
BWFワールドツアー Super 1000です。BWFワールドツアーは Super 1000/750/500/300/100 とシーズン最終戦の Finals に分かれており、この大会はそのうちのSuper 1000にあたります。
Q. テレビ放送やライブ配信はありますか?
2026年9月4日時点で、2027年大会の日本での放送・配信は発表されていません。参考までに、2026年シーズンのJ SPORTSのBWFワールドツアー放送・配信の対象はジャパンオープンと熊本マスターズジャパンだけで、全英オープンは含まれていませんでした。ただし2027年からは事情が変わる可能性があります。BWFは2026年2月の発表で、「Super 1000は全試合を生中継の対象にする(100 per cent live coverage)」「新しいOTT(配信)プラットフォームを立ち上げる」と明言しており、1大会219試合すべてが中継用に制作されることになっています。ただし日本でどの窓口から見られるかは未発表です。このページでは放送局を断定しません。
Q. この大会は21点制ですか、15点制ですか?
15点制です。BWFの3ゲーム×15点制は2027年1月4日から国際大会に全面適用されるため、2027年3月の全英オープンは新ルールで行われます。つまりこの大会は、128年の歴史のなかで初めて15点制で争われる全英オープンです。1ゲームは15点先取で、14-14になったら2点差がつくまで続き、20-20になったら次の1点を取ったほうが勝ち(上限21点)というルールです。日本国内では全日本総合などの第1種大会が2026年から先行して15点制になっています。
Q. 全英オープン2027は何が変わるのですか?
大きく4つ変わります。①会期が6日間から11日間になり、土日を2回はさむ形になります。②シングルスの本戦が32人から48人に増え、いきなり決勝トーナメントではなく予選リーグ(グループ戦)から始まります。③賞金総額が145万ドルから200万ドルに増えます。④2027年1月4日から国際大会が3ゲーム15点制になるため、全英オープンとしては初めて15点制で行われます。ダブルスは32ペアのトーナメントのままで、こちらは形が変わりません。この変更は全英だけのものではなく、2027年からのSuper 1000の5大会(マレーシアオープン・全英オープン・インドネシアオープン・チャイナオープン・デンマークオープン)に共通して適用されます。
Q. 予選リーグ(グループ戦)とはどういう仕組みですか?
48人が少人数のグループに分かれて総当たりで戦い、勝ち上がった選手だけが決勝トーナメントに進む方式です。BWF公式が明記しているのは「48人のグループ戦のあとに決勝トーナメント」というところまでで、1組が何人かは発表されていません。ただしBWFは同時に「1大会あたり219試合」という数字も公表しており、この219試合とぴったり合うのは3人1組を16組つくる形だけです。その場合、1人あたり最低2試合が保証され、各組の1位16人が決勝トーナメント(16人)に進むことになります。このページでは公式が明記した範囲と、数字から計算できる範囲を分けて書いています。
Q. 1回戦で負けても、もう1試合できるのですか?
グループ戦になれば、そうなります。今までのトーナメントは初戦で負けたらそこで終わりでした。グループ戦では組の中で総当たりを行うため、1試合目に負けても2試合目があります。遠くまで遠征して1試合で終わってしまう、ということが起きにくくなる、というのがBWFが挙げている狙いのひとつです。BWF会長も発表のなかで「選手がしっかり回復でき、力を出しきれる環境をつくるための、意図的な一歩」だと説明しています。ただし各組から1人しか勝ち上がれない形だとすると、2試合目に勝っても組の1位でなければ決勝トーナメントには進めません。
Q. 全英オープン2027はいつ見られますか?日本との時差は?
時差は9時間で、日本が進んでいます。イギリスの夏時間(BST)が始まるのは3月の最終日曜日で、2027年は3月28日です。全英オープンの会期は3月4日から14日なので、期間中はずっとGMT(夏時間なし)のままで、途中で時差がずれることはありません。現地10:00開始の試合は日本時間19:00、現地14:00は日本時間23:00、現地18:00は日本時間の翌朝3:00にあたります。決勝は例年、現地の午後に行われてきたため、日本では夜から深夜の時間帯で見ることになります。
Q. 日本勢は全英オープンで優勝したことがありますか?
あります。直近では2025年大会の女子ダブルスで志田千陽・松山奈未組が優勝しました(このペアは2025年の世界選手権後に解消しています)。近年では2016年に奥原希望が女子シングルス、高橋礼華・松友美佐紀組が女子ダブルスで優勝。2019年には桃田賢斗が男子シングルスを制しています。2020年は男子ダブルスの遠藤大由・渡辺勇大組と女子ダブルスの福島由紀・廣田彩花組。2021年は奥原希望が2度目の女子シングルス優勝、松本麻佑・永原和可那組が女子ダブルス。2022年は山口茜が女子シングルスを制しました。混合ダブルスでは渡辺勇大・東野有紗(現・五十嵐有紗)組が2018年・2021年・2022年と3回優勝しています。なお2026年大会は日本勢の優勝がなく、最高成績は山口茜のベスト4でした。
Q. 「1大会219試合」というのはどう数えた数字ですか?
BWFが公表した数字です。内訳を計算すると次のようになります。シングルス1種目は、3人1組を16組つくると総当たりで48試合、そこから決勝トーナメント(16人=15試合)で合計63試合。これが男女2種目で126試合です。ダブルスは32ペアのトーナメントなので1種目31試合、3種目で93試合。126+93=219試合で、BWFの公表値とぴったり一致します。さらにBWFは「Super 1000の全1,095試合を世界に配信する」とも発表しており、219×5大会=1,095でこちらも合います。ちなみに2026年までは5種目とも32人・32ペアのトーナメントだったので、1大会は31×5=155試合でした。219試合はその約1.4倍です。
Q. 全英オープンはどんな大会ですか?
1899年に始まった、世界でいちばん古いバドミントンの大会です。世界選手権が始まる1977年より前は、全英オープンで優勝することが事実上の世界一とされていました。2027年大会は第117回にあたります。現在はBWFワールドツアーの最上位カテゴリーであるSuper 1000の5大会のひとつで、主催はバドミントン・イングランドです。会場はイングランド中部のバーミンガムで、ロンドンから鉄道でおよそ1時間半の距離にあります。大会公式が2027年に向けて掲げているキャッチフレーズは「THE ONE TO WIN(勝つべき、この一つ)」です。
Q. チケットはいつから買えますか?
2026年9月4日時点で、2027年大会のチケット販売は始まっていません。大会公式(Badminton England)のサイトには「REGISTER FOR 2027」という案内があり、メールアドレスを登録しておくと2027年の情報がいちばんに届く形になっています。日程・会場・チケットの発売日はいずれもこれからの発表です。このページでは、発表されていない情報を推測で書くことはしません。発表があり次第このページを更新します。
Q. 世界選手権やスディルマン杯も変わるのですか?
変わります。BWFは2026年2月の発表で、世界選手権を2027年からシングルス・ダブルスともグループ戦+決勝トーナメントの形にすると明らかにしています。またスディルマン杯(国別対抗の混合団体)は2027年から24チームに拡大、トマス杯・ユーバー杯は2028年から24チームに拡大します。つまり2027年は、ワールドツアーの最上位と世界選手権が同時に形を変える年になります。得点方式が15点制に変わるのも2027年1月4日からなので、バドミントンの見え方がまとめて変わる1年だといえます。
この全英オープン2027のまとめは、部活動・スクール・地域クラブのお知らせ、保護者向けの連絡、ブログや部のサイトでの紹介に自由に引用・紹介・リンクしていただけます(申請・連絡は不要です)。
URL:https://takeorilab.ybcjr.com/all-england-2027/ / 日程・会場は世界バドミントン連盟(BWF)が2026年6月30日に公表した「BWF World Tour Calendar 2027-2028」、BWF公式ニュース「BWF World Tour Calendar 2027-2028 Announced」(2026年6月30日)、BWF公式発表「BWF Unveils New Competition Structure and Enhancements」(2026年2月9日)、および大会公式(Badminton England)を出典としています。