📋 大会概要
| 大会名 | マレーシアオープン2027(Malaysia Open 2027) |
|---|---|
| 会期 | 2027年1月21日(木) 〜 1月31日(日)(11日間) |
| 会場 | クアラルンプール市内(BWF公式の表記は Venue: TBC=発表待ち) マレーシア・クアラルンプール連邦直轄区 |
| グレード | BWFワールドツアー Super 1000 |
| 賞金 | 総額200万ドル(2026年の145万ドルから増額) |
| 種目 | 男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルス(5種目) |
| 主催 | マレーシアバドミントン協会(BAM)/世界バドミントン連盟(BWF) |
🗓 日程
会期は2027年1月21日(木)から31日(日)までの11日間です。土日を2回はさむ「2週末開催」で、これは2027年から始まるSuper 1000の新しい形です。2026年大会は1月6日(火)〜11日(日)の6日間でしたから、開幕が2週間おそくなり、日数はほぼ倍になりました。年明けすぐに海外の大会が始まる、という今までの感覚とはずれるので、予定を立てるときは気をつけてください。2026年9月11日の時点で日ごとの進行表(何日目に何ラウンドを行うか)は発表されていません。分かっているのは木曜に始まり、2つ目の日曜に5種目の決勝で終わるという枠だけです。
🏟 会場:クアラルンプール
2026年9月11日の時点で、BWF公式の2027年大会の欄は「Venue: TBC」=会場名は発表されていません。分かっているのは開催地がマレーシアの首都クアラルンプールであることだけです。2026年大会はアシアタ・アリーナ(Axiata Arena)で行われました。マレーシアの地元メディアやチケット販売サイトは2027年大会もアシアタ・アリーナだと伝えていますが、BWF公式がまだTBCのままなので、このページでは会場を断定しません。アシアタ・アリーナはクアラルンプール市内のブキ・ジャリル国立競技場公園にある屋内アリーナで、1998年のコモンウェルスゲームズのために建てられました。
📺 放送・ライブ配信
最新の放送予定は、各局の番組表とBWFワールドツアー公式の告知でご確認ください。
🎫 出場するのは誰か
Super 1000の出場は世界ランキング順のエントリーで決まります。2027年から変わるのはシングルスの本戦が32人から48人に増えることです。単純に言えば、今までなら本戦に入れなかったランキング帯の選手が16人ぶん増えるということで、日本勢にとっても出場の間口が広がります。いっぽうで優勝までに必要な勝ち数は増えます。48人がグループ戦を戦ってから決勝トーナメント(16人)に入る形だと、グループ戦2試合+決勝トーナメント4試合=6勝が必要で、32人トーナメントの5勝より1つ多くなります。ダブルスは32ペアのトーナメントのままなので、こちらは今までと同じ5勝です。ドロー(組み合わせ)は例年、開幕の1週間前ごろにBWF公式で発表されます。
🆕 2027年から何が変わるか=この大会が世界で最初
2027年のバドミントンは、得点方式と大会の形が同じ年にまとめて変わります。その両方が最初に実戦へ入るのが、1月21日開幕のマレーシアオープンです。
| 項目 | 2026年まで | 2027年から |
|---|---|---|
| 得点 | 3ゲーム21点制 | 3ゲーム15点制 |
| 会期 | 6日間 | 11日間・2週末 |
| シングルス本戦 | 32人トーナメント | 48人・グループ戦つき |
| ダブルス本戦 | 32ペア トーナメント | 32ペア トーナメント(変更なし) |
| 賞金総額 | 145万ドル | 200万ドル |
| 1大会の試合数 | 155試合 | 219試合 |
| 優勝までの勝ち数(シングルス) | 5勝 | 6勝 |
「1大会219試合」はBWFがそのまま出した数字ではなく、公表値から割り出した数字です。BWFが出したのは「Super 1000の全1,095試合を世界に配信する」という数で、Super 1000は5大会ですから1大会あたり219試合になります。内訳を計算すると、シングルス1種目が3人1組を16組で総当たり48試合+決勝トーナメント15試合=63試合、男女で126試合。ダブルスは32ペアのトーナメントで1種目31試合、3種目で93試合。126+93=219試合で、ぴったり合います。2026年までは5種目とも32のトーナメントだったので31×5=155試合でした。1大会あたりの試合数が約1.4倍になります。
選手から見ると、初戦で負けても終わりではなくなるのが大きな変化です。今までは遠征して1試合で終わることがありました。グループ戦なら1試合目に負けても2試合目があります。BWF会長は発表のなかで、この変更を「選手がしっかり回復でき、力を出しきれる環境をつくるための、意図的な一歩」だと説明しています。ただし各組から1人しか上がれない形だとすると、2試合目に勝っても組の1位でなければ決勝トーナメントには進めません。
得点のほうは15点制のまとめに詳しく書いています。1ゲームが6点短くなるので、序盤の連続失点が今までより重くなります。
🔢 48人になるのは、最上位と最下位の両端だけ
「2027年からシングルスは48人」という言い方をよく見ますが、正確ではありません。2027年のカレンダー35大会を1つずつ数えると、こうなります。
| グレード | 大会数 | 男子S | 女子S | ダブルス3種目 | 賞金総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| Super 1000 | 5 | 48人 | 48人 | 各32ペア | 200万ドル |
| Super 750 | 5 | 32人 | 32人 | 各32ペア | 110万ドル |
| Super 500 | 9 | 32人 | 32人 | 各32ペア | 56万ドル |
| Super 300 | 8 | 32人 | 32人 | 各32ペア | 29万ドル |
| Super 100 | 8 | 48人 | 32人 | 各32ペア | 14万ドル |
48人になるのは、いちばん上のSuper 1000(男女とも)と、いちばん下のSuper 100(男子だけ)の両端です。あいだのSuper 750・500・300の22大会は、男女とも今までどおり32人のままです。Super 100の女子シングルスだけ32人に据え置かれているのは、男子シングルスのほうが選手層が厚いためだと考えられます。
Super 100は2027年からワールドツアーの階層に正式に組み込まれます。今までは「ワールドツアーの下のグレード」という扱いに近かったものが、Super 100からSuper 1000までひとつながりになります。若手や大学生が世界の階段を上がっていく最初の1段が、男子だけとはいえ16人ぶん広がるということです。当サイトが追っているベトナムオープンや高雄マスターズも、このSuper 100にあたります。
※ BWFが「48人のグループ戦のあとに決勝トーナメント」と明記しているのはSuper 1000についてです。Super 100の男子シングルス48人がグループ戦になるかどうかは発表されていませんので、このページでは人数だけを書いています。
🇯🇵 日本勢の優勝は9つ。まだ無いのは男子シングルスだけ
マレーシアオープンでの日本勢の優勝は通算9つで、国別では8位です。内訳を見ると、まだ1つも無い種目が1つあります。
| 種目 | 日本の優勝 | 直近の優勝 |
|---|---|---|
| 男子シングルス | 0 | まだありません |
| 女子シングルス | 2 | 2023年 山口 茜 |
| 男子ダブルス | 2 | 2022年 保木 卓朗/小林 優吾 |
| 女子ダブルス | 4 | 2025年 福島 由紀/松本 麻佑 |
| 混合ダブルス | 1 | 2024年 渡辺 勇大/東野 有紗 |
女子ダブルスの4つが日本の柱です。2017年の福島由紀/廣田彩花、2018年の松友美佐紀/髙橋礼華、そして2025年の福島由紀/松本麻佑。福島由紀は別のペアで2回、この大会を勝っています。男子ダブルスは2018年の嘉村健士/園田啓悟と2022年の保木卓朗/小林優吾の2つです。
いっぽうで2026年大会は、決勝に立った10組のうち日本勢がゼロでした。優勝はタイが1つ、韓国が2つ、中国が2つです。2027年は本戦が48人に増えるので、出場の機会そのものは広がります。
※ ペアはその年の時点のものです。バドミントンのペアは組み替えや解消が多いので、過去の優勝ペアが現在も同じ組み合わせとはかぎりません。2026年9月11日時点で最新の世界ランキング(9月1日付)では、福島由紀/松本麻佑が女子ダブルス3位です。東野有紗は五十嵐有紗に改姓しています。
📅 まだ決まっていないこと=会場・ドロー・放送・チケットの4つ
2026年9月11日の時点で、この大会について発表されていないことを先に並べます。ここを混ぜて書いてしまうページが多いので、分けておきます。
| 項目 | 状態 | 分かっていること |
|---|---|---|
| 会期 | ✅ 確定 | 2027年1月21日(木)〜31日(日)の11日間 |
| 開催地 | ✅ 確定 | マレーシア・クアラルンプール |
| グレード・賞金 | ✅ 確定 | Super 1000/総額200万ドル |
| 本戦の人数 | ✅ 確定 | 男子S48/女子S48/ダブルス各32ペア |
| 得点方式 | ✅ 確定 | 3ゲーム15点制(2027年1月4日から) |
| 会場名 | ⏳ 未発表 | BWF公式の表記は Venue: TBC。2026年はアシアタ・アリーナ |
| 1組の人数・進行表 | ⏳ 未発表 | グループ戦を行うことは確定。1組が何人かは未発表 |
| ドロー・出場者 | ⏳ 未発表 | 例年は開幕の1週間前ごろに発表 |
| 日本での放送・チケット | ⏳ 未発表 | 開幕まで4か月以上あるため、これから決まる |
大会の運営そのものに興味がある方へ。エントリー締切→シード決定→ドロー作成→進行表という流れは、規模がちがっても地区大会や校内リーグと同じです。グループ戦から決勝トーナメントへつなぐ組み方は、バドミントンの大会運営ツールで実際に作れます。2027年からのSuper 1000がやろうとしているのは、まさにこの「リーグ戦+決勝トーナメント」の形です。
🏆 前回の優勝者
| 男子シングルス | クンラビット・ビティサラン(タイ) |
|---|---|
| 女子シングルス | アン・セヨン(韓国) |
| 男子ダブルス | キム・ウォンホ/ソ・スンジェ(韓国) |
| 女子ダブルス | リウ・シェンシュ/タン・ニン(中国) |
| 混合ダブルス | フォン・イエンジャ/ホアン・ドンピン(中国) |
2026年大会(1月6日〜11日・アシアタ・アリーナ・賞金総額145万ドル)の優勝者です。🔴2026年大会は、決勝に立った10組のうち日本勢がゼロでした。男子シングルスの決勝は23-21, 6-1で終わっています。第2ゲームの途中、6-1の場面で石宇奇(中国)が棄権したためで、クンラビット・ビティサランは最後の1点を打たずに優勝しました。女子ダブルスのリウ・シェンシュ/タン・ニンは2024年に続く2度目の優勝です。⚠️この5組が2027年に防衛へ来るかどうかは分かりません。2027年からはシングルスが48人のグループ戦に変わるため、前回優勝者にとっても「初戦で1回勝てば次」ではない大会になります。
🏸 試合結果(開催後に随時更新)
この大会の結果(各種目の優勝者・決勝スコア・日本勢の勝敗)は、2027年1月の開催後に決着した試合から随時追記します。進行中の試合は載せません。全結果は大会公式とBWF公式でご確認ください。
🔍 観戦がもっと面白くなる:スコアの見方
決勝が日本時間の夜なので、時差を気にせず決着まで見届けられる数少ない国際大会です。2027年は15点制で行われる最初のワールドツアーなので、点の進み方そのものが今までと違って見えます。1ゲームが6点短くなるぶん、序盤の連続失点が今までより重くなります。スコアシートの書き方を知っていると、どこで流れが変わったのかを後から見返せます。審判のコールを覚えたい人ははじめての主審もどうぞ。
試合を見るときは、点数そのものより「連続得点がどこで生まれたか」に注目すると、流れの変わり目が見えてきます。強い選手・ペアは、リードしたあとに一気に離す時間帯を必ず持っています。ルールや用語があやしいときはバドミントンのルールや用語集もあわせてどうぞ。
バドシートは、スコアシートを自動でつけて、成長をグラフで見られる無料アプリです。得点をタップするだけでスコアシートができあがり、勝率・得点パターン・ミスの傾向があとから見られます。試合の記録・振り返り・チームでの共有まで、これ1つで完結します。大会を見て学んだことを、次の自分の試合につなげられます。
🔗 ほかの大会
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- フランスオープン2026 — 10月20日〜25日・フランス パリ近郊(Super 750)
- インドネシアマスターズ クドゥス2026 — 10月20日〜25日・インドネシア 中部ジャワ州クドゥス(Super 100)
- HYLOオープン2026 — 10月27日〜11月1日・ドイツ ザールブリュッケン(Super 500)
- 韓国オープン2026 — 11月3日〜8日・韓国 麗水(Super 500)
- 香港オープン2026 — 11月17日〜22日・香港 啓徳アリーナ(Super 500)
- シドモディ国際2026 — 11月24日〜29日・インド ラクナウ(Super 300)。日本勢に5つの優勝がある大会
- グワハティマスターズ2026 — 12月1日〜6日・インド アッサム州グワハティ(Super 100)。日本勢は3回15種目でまだ優勝がない
- ドイツオープン2027 — 2027年2月23日〜28日・ドイツ ミュールハイム(Super 500)。2026年までのSuper 300から上がり、ハイローオープンとグレードが入れ替わる
- インドネシアマスターズ2027 — 2027年2月9日〜14日・インドネシア ジャカルタ(Super 500)。2026年の1月から2月に移る年
- タイマスターズ2027 — 2027年2月16日〜21日・タイ バンコク(Super 300)。2027年だけ2月開催で、日本との時差は2時間
- スイスオープン2027 — 2027年3月16日〜21日・スイス バーゼル St. Jakobshalle(Super 300)。2026年は田中湧士が男子シングルスで優勝
- オルレアンマスターズ2027 — 2027年3月23日〜28日・フランス オルレアン Palais des Sports Jean Ros(Super 300)。2026年は奥原希望と中出すみれ/髙橋美優が優勝し、日本はこの大会の国別最多10勝
- フィリピンオープン2027 — 2027年4月13日〜18日・フィリピン マニラ(Super 100)。2009年以来18年ぶりの開催で、フィリピン初のワールドツアー
- 台北オープン2027 — 2027年5月4日〜9日・台湾 台北(Super 300)。2026年は日本勢が5種目のうち3種目で優勝し、沖本優大の男子シングルス優勝はこの大会で日本男子初
- インドネシアオープン2027 — 2027年5月27日〜6月6日・インドネシア ジャカルタ(Super 1000)。2026年は福島由紀/松本麻佑が女子ダブルスで優勝
- シンガポールオープン2027 — 2027年6月8日〜13日・シンガポール(Super 500)。2026年は山口茜と霜上雄一/保原彩夏が準優勝
- カナダオープン2027 — 2027年6月29日〜7月4日・カナダ(Super 300・開催都市は未発表)。2026年は日本勢が5種目すべてで優勝
- USオープン2027 — 2027年7月6日〜11日・アメリカ ロサンゼルス(Super 300)。2026年は岡村洋輝/山下恭平と中出すみれ/髙橋美優が優勝
- ベトナムオープン2027 — 2027年6月15日〜20日・ベトナム ホーチミン市(Super 100)。日本勢はワールドツアーになってから6回優勝
- ジャパンオープン2027 — 2027年8月24日〜29日・東京(Super 750)。山口茜は女子シングルスで4回優勝、2026年は山口茜と渡邉航貴が準優勝
- タイオープン2027 — 2027年8月10日〜15日・タイ バンコク(Super 500)。2026年は山口茜が女子シングルスで優勝、岩永鈴/中西貴映が準優勝
- マレーシアマスターズ2027 — 2027年8月17日〜22日・マレーシア クアラルンプール(Super 500)。2026年は廣田彩花/櫻本絢子が女子ダブルスで準優勝、明地陽菜がベスト4
- 香港オープン2027 — 2027年5月18日〜23日・香港(Super 750)。2027年からSuper 500より上のSuper 750に昇格し、賞金は50万ドルから110万ドルになる
- 韓国オープン2027 — 2027年5月11日〜16日・韓国(Super 500・開催都市は発表待ち)。開催が11月から5月へ移り、2026年大会の閉幕から184日で開幕。日本との時差は0時間
- 世界ジュニア選手権2026(バドミントン・日本代表16人) — 10月5日〜17日・エジプト カイロ。BWFのU19世界一決定戦。日本代表は男子8人・女子8人の16人(協会が9月29日に更新)
- アジアパラ競技大会2026 パラバドミントン — 2026年10月16日〜23日・一宮市総合体育館(愛知県一宮市)。日本からは12人・13エントリーが出場。会場はアジア大会のバドミントンと同じ体育館
❓ よくある質問
Q. マレーシアオープン2027はいつ、どこで行われますか?
マレーシアオープン2027(Malaysia Open 2027)は、2027年1月21日(木)から1月31日(日)までの11日間、マレーシアのクアラルンプール市内(BWF公式の表記は Venue: TBC=発表待ち)で行われます。主催はマレーシアバドミントン協会(BAM)/世界バドミントン連盟(BWF)です。
Q. マレーシアオープン2027のグレードは何ですか?
BWFワールドツアー Super 1000です。BWFワールドツアーは Super 1000/750/500/300/100 とシーズン最終戦の Finals に分かれており、この大会はそのうちのSuper 1000にあたります。
Q. テレビ放送やライブ配信はありますか?
2026年9月11日の時点で、日本での放送・配信は発表されていません。開幕まで4か月以上あるため、これから決まる部分です。Super 1000はワールドツアーの最上位で、BWFは「Super 1000の全1,095試合を世界に配信する」と発表しています(5大会×219試合)。日本でどの形で見られるかは大会が近づいてからの発表になるので、このページでは「どの局で見られる」と断定しません。結果を追うだけなら、BWF公式の結果ページが最短です。
Q. この大会は21点制ですか、15点制ですか?
15点制です。3ゲーム×15点の新しい方式(3x15)は2027年1月4日(月)から国際大会に入るので、1月21日開幕のこの大会は新方式で行われます。ワールドツアーの日程でいえば、この大会が15点制で行われる最初の1大会です。中身は、3ゲームのうち2ゲーム先取という枠は今までどおりで、1ゲームが15点になります。14-14になったら2点差がつくまで続き、上限は21点。20-20になったら次の1点を取ったほうがそのゲームを取ります。21点制のときのデュースは30点が上限でしたから、そこも変わります。日本国内では全日本総合や全日本社会人などの第1種大会が2026年から先行して15点制になっており、2027年1月以降はすべての第1種大会に適用される予定です。
Q. マレーシアオープン2027はなぜ「開幕戦」なのですか?
2027年のBWFワールドツアーは1月21日のマレーシアオープンから始まり、12月まで続くからです。2027年のカレンダーは35大会にシーズン最後のBWFワールドツアーファイナルズを加えた36大会で、その1つ目がマレーシアオープンです。開幕戦であることには、2027年にかぎって特別な意味があります。得点方式が3ゲーム15点制になるのが2027年1月4日、シングルス48人のグループ戦・11日間・賞金200万ドルという新しいSuper 1000の形が始まるのも2027年です。つまりマレーシアオープン2027は、新しいルールと新しい方式が世界で最初に実戦へ入る大会になります。
Q. 2026年より開幕がおそくなったのですか?
はい。2026年のマレーシアオープンは1月6日(火)から11日(日)までの6日間でしたが、2027年は1月21日(木)から31日(日)までの11日間です。開幕が約2週間おそくなり、日数はほぼ倍になりました。日数が伸びたのは、Super 1000の5大会が2027年から11日間・2週末開催になるためです。土日を2回はさむので、現地で見に行く人にとっては週末に予定を合わせやすくなります。日本から追う人にとっては、年明けすぐに国際大会が始まる、という今までの感覚がずれる点に注意してください。
Q. シングルスが48人になるのは全部の大会ですか?
いいえ、違います。2027年のカレンダー35大会を数えると、シングルスの本戦が男女とも48人になるのはSuper 1000の5大会(マレーシアオープン・全英オープン・インドネシアオープン・チャイナオープン・デンマークオープン)だけです。Super 750の5大会、Super 500の9大会、Super 300の8大会は、男女とも今までどおり32人です。おもしろいのはいちばん下のSuper 100で、8大会すべてが男子シングルスだけ48人・女子シングルスは32人という形になっています。つまり48人になるのは最上位と最下位の両端だけ、という並びです。なおBWFがグループ戦を行うと明言しているのはSuper 1000についてで、Super 100の48人がどういう形になるかは発表されていません。
Q. グループ戦(予選リーグ)とはどういう仕組みですか?
48人が少人数のグループに分かれて総当たりで戦い、勝ち上がった選手だけが決勝トーナメントに進む方式です。BWF公式が明記しているのは「48人のグループ戦のあとに決勝トーナメント」というところまでで、1組が何人かは発表されていません。ただしBWFは同時に「Super 1000の全1,095試合を世界に配信する」という数字も公表しており、5大会で割ると1大会219試合になります。この219試合とぴったり合うのは3人1組を16組つくる形だけです。その場合、1人あたり最低2試合が保証され、各組の1位16人が決勝トーナメントに進むことになります。このページでは公式が明記した範囲と、数字から計算できる範囲を分けて書いています。
Q. 日本勢はマレーシアオープンで優勝したことがありますか?
あります。通算9つで、国別では8位です。内訳は女子シングルス2つ、男子ダブルス2つ、女子ダブルス4つ、混合ダブルス1つで、男子シングルスの優勝はまだありません。近年では2017年に福島由紀・廣田彩花組が女子ダブルス、2018年に嘉村健士・園田啓悟組が男子ダブルスと松友美佐紀・髙橋礼華組が女子ダブルス、2022年に保木卓朗・小林優吾組が男子ダブルス、2023年に山口茜が女子シングルス、2024年に渡辺勇大・東野有紗組が混合ダブルス、2025年に福島由紀・松本麻佑組が女子ダブルスを制しています。いちばん新しいのはこの2025年で、2026年大会は決勝に立った10組のうち日本勢がゼロでした。
Q. 2026年大会の男子シングルス決勝は何が起きたのですか?
スコアが23-21, 6-1で終わりました。第2ゲームの途中、6-1の場面で石宇奇(中国)が棄権したためです。クンラビット・ビティサラン(タイ)は最後の1点を打たずに優勝しました。21点制では6-1でゲームが終わることはありませんから、途中棄権があったことがスコアだけで分かる形です。バドミントンのスコアは、こういう本来ありえない点数が出たときに理由を探すきっかけになります。
Q. 賞金はいくらですか?
総額200万ドルです。2026年大会の145万ドルから約38パーセント増えました。2027年からはSuper 1000の5大会がすべて200万ドルでそろいます。2026年までは大会ごとに差があり、チャイナオープンだけが200万ドルで、マレーシアオープン・全英オープン・インドネシアオープンの3つは145万ドルでした。2027年の各グレードの賞金総額は、Super 1000が200万ドル、Super 750が110万ドル、Super 500が56万ドル、Super 300が29万ドル、Super 100が14万ドルです。
Q. 日本との時差は何時間ですか?
1時間で、日本が進んでいます。マレーシア標準時(MYT)は世界標準時より8時間進んでいて、日本標準時より1時間おそい計算です。現地10:00開始の試合は日本時間11:00、現地18:00は日本時間19:00、現地20:00は日本時間21:00にあたります。マレーシアに夏時間はないので、1年を通してこの1時間差のままです。国際大会のなかでは日本からいちばん見やすい時間帯の大会のひとつで、決勝も日本の夜のうちに決着まで見届けられます。
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URL:https://takeorilab.ybcjr.com/malaysia-open-2027/ / 日程・会場はBWF公式「BWF World Tour Calendar 2027-2028 Announced」(2026年6月30日・35大会+ファイナルズ、Super 1000は5大会で11日間・2週末開催、シングルス48人のグループ戦+決勝トーナメント、ダブルス32ペア、Super 1000の全1,095試合を世界配信、3x15スコアリングは2027年1月4日(月)から、LA28五輪の選考期間は2027年5月3日〜2028年4月30日)、BWF公式「BWF Unveils New Competition Structure and Enhancements」(2026年2月9日)、英語版Wikipedia「2027 BWF World Tour」(36大会の階層構成、各大会の会期・グレード・賞金総額・ドロー形式、3x15の内容=14-14から2点差・上限21点・20-20で次の1点、マレーシアオープンが開幕戦で会場はTBC)、同「2026 BWF World Tour」(2026年の会期・賞金・ドロー形式との比較)、同「Malaysia Open (badminton)」(歴代優勝者、国別優勝数で日本は9つで8位、2026年大会の全種目の決勝スコア)、バドスピ「世界ランキング(2026年9月1日付)」を出典としています。