TakeoriLab バドミントンの成長研究所
ルール15点制対応初心者OK

バドミントンのルール完全ガイド
―15点制の新ルール対応。点数・サーブ・反則・コート寸法まで、バドミントンのルールを全網羅

ルールがわかると、もっと楽しい!

最終更新:2026年8月/日本バドミントン協会・BWF(世界バドミントン連盟)の競技規則に基づく

2026–2027 ルール改正
21点制 → 15点制(3ゲーム×15点)へ移行中です。
2026年4月のBWF総会で新「3ゲーム×15点制」が承認。国際大会は2027年1月4日から、日本は2026年から主要大会で先行導入されています(大会によって21点制と15点制が混在)。両方の違いは 「1. 試合の形式」 の比較表で解説します。移行スケジュール・変更点・試合への影響をくわしく知りたい方は 15点制はいつから?新ルール完全ガイド をどうぞ。

バドミントンの公式ルールを、初心者にもわかるように、しかし抜けなく全部まとめた保存版です。試合の進め方から、コートやネットの正確な寸法、サービスの細かい規定、フォルト(反則)とレット(やり直し)の全リスト、ペナルティまで網羅しました。気になる項目は下の目次から飛べます。よく聞かれる「1ゲームの最高スコア(最高得点)は何点?」の答えも、点数の章に置いています。

1.試合の形式(21点制→15点制への移行)

バドミントンは ラリーポイント制で、2ゲーム先取した方が勝ち(最大3ゲームの3ゲームマッチ)。この「2ゲーム先取・3ゲームマッチ」は変わりません。いま変わっているのは1ゲームの点数で、21点制から15点制へ移行中です。

新「3ゲーム×15点制」と現行「21点制」の違い

現行:21点制新:15点制(3×15)
1ゲームの点数21点先取15点先取
ゲーム数2ゲーム先取・最大3ゲーム(共通)
デュース20-20から2点差14-14から2点差
上限点(ゴールデンポイント)29-29 →次の1点(上限30)20-20 →次の1点(上限21)
ゲーム中のインターバルどちらかが11点どちらかが8点
最終ゲームのエンド交代11点8点

いつから?(移行スケジュール)

時期・区分採用される方式
国際大会(BWF)2027年1月4日から15点制
日本・2026年の主要大会先行して15点制(全日本総合/社会人/シニア/ジュニア、国民スポーツ大会、スポーツマスターズ、S/JリーグⅠ・Ⅱ・Ⅲ ほか)
日本・2026年の一部大会当面は21点制のまま(例:日本ランキングサーキット大会 など)
日本・2027年1月以降すべての第1種大会で15点制
移行期のポイント:2026〜2027年は大会によって21点制と15点制が混在します。出る大会がどちらの方式かは、大会要項(実施要項)で必ず確認してください。

※小学生・中学生など年代別大会の扱いは主催連盟の判断によります。最新は各大会の要項・主催者の案内をご確認ください。

🏆 大会を開く側の方へ:バドミントンの大会運営ツールでは、種目ごとにゲーム形式(3ゲーム15点制など)を決められます。21点制の種目と15点制の種目が同じ大会に混在していても、そのまま組めます。前年の大会を「ひな形」にすれば、種目・要項・審判名簿をまとめて引き継げます。種目ごとの設定から当日の進行までは、大会運営ツールの機能と使い方で画面の順番どおりに見られます。

2.点数の数え方・デュース

ラリー(打ち合い)に勝った側に 1点 入ります。サーブ権の有無に関係なく、ラリーを取れば点になるのが「ラリーポイント制」です。はじめて点数を数える方・保護者の方は、点数の数え方・試合の進め方(実況つきスコア例) をあわせてどうぞ。

こんなときに自分の得点

デュース(接戦の延長)

点数が並んだら、2点差がつくまで続きます。ただし上限点(ゴールデンポイント)があり、そこに達したら次の1点で決着します。21点制と15点制で数字が違うだけで、考え方は同じです。

21点制15点制(新)
デュース開始20−2014−14
勝ち方2点差をつける(例:22−20 / 16−14)
ゴールデンポイント29−29 →次の1点(上限30)20−20 →次の1点(上限21)

1ゲームの最高スコア(最高得点)は何点?

答えは、その大会がどちらの採点方式かで変わります。長く使われてきた21点制と、日本の主要大会で2026年から先行導入された15点制とで、上限点(ゴールデンポイント)が違うからです。21点制なら1ゲームの最高得点は30点15点制なら21点。29−29(15点制は20−20)まで並んだら、次の1点を取った側が30点(15点制は21点)でそのゲームの勝者になり、デュースがどれだけ続いてもこれより大きい点数にはなりません。

したがって1ゲームのスコアは、21−0 から最大 30−29 の範囲(15点制は 15−0 から 21−20)に収まります。

▶ 得点をどう書くかは 公式風スコアシートの書き方・記入例(印刷つき解説)へ。

▶ 保健体育の筆記テストでこの「最高得点は何点か」を調べている方は バドミントン保健体育テスト対策の一問一答40問(A4プリント無料) へ。得点・サーブ・コートの寸法・ダブルスのフォーメーション・反則まで、出題されやすい40問の答えがまとまっています。

3.コートとネットの寸法

項目寸法
コートの縦(長さ)13.40 m
コートの横(ダブルス)6.10 m
コートの横(シングルス)5.18 m
ネットの高さ(中央)1.524 m
ネットの高さ(支柱の位置)1.55 m
ラインの幅40 mm(線はそのコート内に含む)
ショートサービスラインネットから1.98 m
バドミントンコートの寸法とラインの図。全長13.40m、幅6.10m(ダブルス)。外枠がダブルスのコート、内側のオレンジの線がシングルスのサイドライン、水色の帯がダブルスだけが使うサイド、破線がダブルスのロングサービスライン
外枠(濃い緑)=ダブルスのコート。オレンジの内側の線=シングルスのサイドライン。水色の帯=ダブルスだけが使うサイド。破線=ダブルスのロングサービスライン(サーブの奥はここまで)。
バドミントンのネットの高さの図。中央が1.524m、支柱が1.55m、ネットの布の幅は約0.76mで、下端は床につかずすき間が空いている
ネットの高さは中央1.524m・支柱1.55m。ネットの布の幅は約0.76mで、下端は床につかず、ネットの下はすき間が空いています。

▶ コートの寸法だけをもっと詳しく知りたいときは バドミントンのコートの寸法・サイズとネットの高さ(図解) へ。体育館の入り組んだラインの見分け方や、サーブのときだけ使う線が入れかわる話までまとめています。

使うラインがシングルス/ダブルスで違う

シングルスダブルス
横(サイドライン)内側の線まで(細長い)外側の線まで(広い)
サービスの奥(ロングサービスライン)一番後ろの線まで1本手前の線まで(前後が短い)
間違えやすい:ふだんのラリーは「シングルスは細長く・ダブルスは広く」。でもダブルスのサーブだけは奥が1本手前になります。

4.用具(シャトル・ラケット)

シャトル

ラケット

5.トス(先攻・エンド決め)

試合の前にトス(コイントスやじゃんけん等)を行います。勝った側は次のどちらかを選べます。

負けた側は、残ったもう一方を選びます。

6.サービス(サーブ)の正式ルール

サービスはルールが細かく、フォルトの多くがここで起こります。正しいサーブの条件は次のとおりです。

バドミントンのサーブの高さのルールの図。1.15mのラインが引かれ、打つ瞬間にシャトル全体が1.15mより下にあること、ラケットヘッドが手より下になることを示している
サーブはアンダーハンド。打つ瞬間にシャトル全体がコート面から1.15m以下で、ラケットヘッドは手より下。

▶ サーブの高さ・フォルト・シングルス/ダブルスで違うサービスコートまで、もっと詳しくは サーブのルールとフォルト(反則)の種類一覧。「右から?左から?」で迷う所は ダブルスのサーブ順 早見表 に図解しました。ネットすれすれに低く出す打ち方そのものは サーブのコツ|ネットすれすれのサーブ にまとめています。

7.ダブルスのサービス順・受け方

合言葉:「サーブ側が点を取ったら(左右)入れ替え/それ以外はそのまま」
受けるのは、サーバーの対角(ナナメ前)にいる人。
バドミントンのサーブ位置の図。自分の得点が偶数(0・2・4・6…)なら右サービスコート、奇数(1・3・5・7…)なら左サービスコートからサーブし、受け手はその対角に立つ
自分(サーバー側)の点数が偶数なら右奇数なら左から。受ける人はその対角に立ちます。シングルスも同じ。
ラリーに勝った側左右の入れ替え次にサーブ
サーブ側する(チェンジ)同じ人が続けて
レシーブ側しない(そのまま)点数の側に立つ人

▶ ラリー中に2人がどう動く(前後で攻める・サイドバイサイドで守る)かは ダブルスのローテーション・フォーメーション完全ガイド で図解しています。

8.ラリー(インプレー)のルール

9.フォルト(反則)全リスト

フォルトをすると相手の得点になります。主なフォルトは次のとおりです。

サービスでのフォルト

ラリー中のフォルト

体・ネットに関するフォルト

10.レット(やり直し)全リスト

レットは「やり直し」で、誰の得点にもなりません。直前にサーブした人がもう一度サーブします。主なレットは次のとおりです。

ちがいの覚え方:フォルト=「反則 → 相手に点」。レット=「やり直し → 点は動かず、もう一度サーブ」。

11.インターバルとエンド交代

試合は原則最初のサーブから最後まで連続して行いますが、決められた休憩(インターバル)があります。

タイミング21点制15点制(新)
ゲーム中のインターバル(60秒以内)どちらかが11点どちらかが8点
ゲーム間のインターバル120秒(2分)以内(共通)

エンド(コート)の交代

※体力回復やアドバイスのためにわざとプレーを遅らせることは禁止です(遅延の判断は主審が行います)。

12.不正行為とペナルティ

わざとプレーを遅らせる、シャトルを傷つけて飛び方を変える、無礼な態度をとる――こうした不正行為には段階的なペナルティがあります。主審は次の順で対応します。

① 警告イエローカード。注意を与える。
② フォルトレッドカード。一度警告後の再発などで相手に1点。
③ 失格ブラックカード。レフェリーの権限で試合から失格。

※カードの色(イエロー/レッド/ブラック)は実際の運用上の呼び方で、規則上は「警告 → フォルト → 失格」の3段階です。

13.用語ミニ辞典

用語意味
ラリーサーブから決着までの打ち合い
サービスオーバーサーブ権が相手に移ること
サイドアウトサーブ側がラリーを落とし、相手に点とサーブ権が移ること
デュース21点制は20-20、15点制は14-14から、2点差がつくまで続く状態
フォルト反則。相手の得点になる
レットやり直し。点は動かず再サーブ
インターバルゲーム中(21点制11点/15点制8点)とゲーム間の決められた休憩
チェンジエンズコート(エンド)を交代すること

▶ ここに挙げたのは一部です。バドミントン用語集(106語)では、ショット名・反則の呼び名・審判用語まで集めたうえで、それぞれが公式の競技規則に載っている言葉なのか、現場だけの通称なのかを1語ずつ示しています(106語のうち56語は規則に一度も出てきませんでした)。

14.よくある質問

Q. 次のうち、バドミントンのサーブのルールとして正しいものはどれですか?

正しいのは、次の4つをすべて満たすサーブです。①アンダーハンドで打つ ②打つ瞬間にシャトル全体がコート面から1.15m以下 ③ラケットのヘッドが手より下 ④シャトルの台(コルク)を先に打つ。あわせて、サーバーとレシーバーは両足の一部を床につけて静止し、対角のサービスコートへ入れます(サーブ側の点数が偶数なら右、奇数なら左から)。反対に「上から打ってよい」「シャトルの羽根を先に打つ」「打つ瞬間に足を動かしてよい」「シャトルにスピンをかけてよい」は、いずれも誤りでフォルトになります。

Q. バドミントンは何点で勝ちですか?

2ゲーム先取(3ゲームマッチ)のラリーポイント制で、1ゲームの点数は移行期です。現行は21点制(20-20で2点差・上限30点)ですが、新ルールの15点制(3ゲーム×15点)が、国際大会では2027年1月4日から、日本では2026年から主要大会で先行して使われます。15点制では14-14で2点差、20-20なら次の1点で勝ち(上限21点)です。

Q. バドミントンの1ゲームの最高スコア(最高得点)は何点ですか?

上限点(ゴールデンポイント)があるため、1ゲームの最高得点は21点制で30点15点制で21点です。29−29(15点制は20−20)まで並んだら、次の1点を取った側が30点(15点制は21点)でそのゲームの勝者になります。したがって1ゲームのスコアは21−0から最大30−29(15点制は15−0から21−20)の範囲に収まります。

Q. バドミントンの15点制(新ルール)はいつから?

2026年4月のBWF総会で「3ゲーム×15点制」が承認され、国際大会は2027年1月4日から導入されます。日本バドミントン協会はこれを前倒しし、2026年から全日本総合・全日本ジュニア・国民スポーツ大会・S/Jリーグなどの第1種大会で先行導入、2027年1月以降はすべての第1種大会に適用します(一部の大会は当面21点制のまま)。

Q. サービス(サーブ)の主なルールは?

打つ瞬間にシャトル全体がコート面から1.15m以下、ラケットは下から振り上げてシャトルの台(コルク)を先に打ち、両足の一部を床につけて止め、対角のサービスコートへ入れます。点数が偶数なら右、奇数なら左から打ちます。スピンをかける、空振りする、足が動く・線を踏むなどはフォルトです。

Q. コートとネットの大きさは?

コートは縦13.40m、横はダブルス6.10m・シングルス5.18m。ネットの高さは中央1.524m、支柱の位置で1.55mです。ラインの幅は40mmで、ラインはそのコート内に含みます。

Q. インターバルとエンド交代のタイミングは?

ゲーム中のインターバル(60秒以内)は、21点制ではどちらかが11点、15点制ではどちらかが8点に達したときです。各ゲームの間は120秒(2分)以内で共通です。エンド(コート)の交代は、第1ゲーム終了後、第2ゲーム終了後(第3ゲームがある場合)、そして第3ゲームでどちらかが先に11点(15点制では8点)に達したときに行います。

Q. フォルトとレットの違いは?

フォルトは反則で、相手の得点になります。レットは「やり直し」で、誰の得点にもならず、直前にサーブした人がもう一度サーブします(例:レシーバーの準備前にサーブした、ラリー中に他コートのシャトルが入ったなど)。

もっとくわしく(関連ページ)

出典・参考:本ガイドは 公益財団法人 日本バドミントン協会 の競技規則、および BWF(世界バドミントン連盟)Laws of Badminton に基づき、初心者向けにわかりやすく再構成したものです。寸法・規定は要点を抜粋しています。

ルールは年代・大会区分(21点制/15点制)や規則改定により細部が異なる場合があります。正確・最新の規則は上記の公式ルールブックを、公式大会では主催者・審判長の指示を必ず確認してください。この記事は、バドミントンのスコア記録・分析アプリ「バドシート」を運営する TakeoriLab が作成しています。

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