バドミントンの始め方・初心者完全ガイド
―何から始める?を8ステップで
最終更新:2026年9月15日/これから始める初心者・保護者・大人の再開組向け
「バドミントンを始めたいけど、何から手をつければいい?」——道具、ルール、打ち方…と情報が多くて迷いますよね。このページは、初心者が迷わず順番に進めるように、8つのステップの上達ロードマップにまとめた入門ガイドです。道具のそろえ方 → 基本ルール → 握り方 → 打ち方 → 足の動き方 → サーブ → 試合の進め方 → 上達のコツを、それぞれのくわしい解説へリンクしながら図つきで案内します。中学の部活・親子・大人のサークルにも役立つ保存版です。
0.まず全体像:8ステップの地図
バドミントンの上達は、「道具 → ルール → 技術 → 試合 → 上達の工夫」という自然な順番で進みます。最初から全部を完璧にする必要はありません。1つずつ、できることを増やしていくのがいちばんの近道です。まずは下の地図で全体像をつかんでから、気になるステップへ進みましょう。
1.STEP1 道具を最低限そろえる
まず必要なのは、たった4つだけ。全部を高いものでそろえる必要はなく、入門モデルで十分です。特にシューズは必ずバドミントン用(または体育館用)を選びましょう。普通のランニングシューズは横の動きで滑って、転倒やケガの原因になります。
- シューズ(3,000〜6,000円)=体育館で使える非マーキングソール。最優先で用意
- ラケット(3,000〜6,000円)=軽くてシャフトがやや柔らかい入門モデル
- シャトル(6球600〜1,500円)=練習は丈夫なナイロン球で十分
- 動きやすい服=最初はTシャツ・短パンでOK。慣れたらゲームシャツを
シューズの「3,000〜6,000円」は安く始めたいときの目安です。当サイトの比較表にある254機種の最安値を数えると(2026年9月15日時点)、6,000円未満は34機種で、そのうち22機種はジュニア用。大人が履けるのは12機種しかなく、真ん中の価格は1万円です。大人は6,000〜10,000円(91機種)まで見ておくと、足に合う1足を選びやすくなります。
6,000円未満のシューズを見る 6,000〜10,000円のシューズを見るそれぞれの選び方は、専用のくわしいガイドにまとめています。
初心者が最初に揃えるもの・費用ガイド バドミントンシューズの選び方 ラケットの選び方 シャトルの選び方2.STEP2 コートと基本ルールを知る
道具がそろったら、次はコートの形と点数の数え方をざっくり知りましょう。細かい反則は後回しでOK。まずは「どこがコートで、どう1点が入るか」だけ分かれば、友達と試合を始められます。
点数はラリーポイント制——サーブ側でもレシーブ側でも、ラリーに勝てば1点が入ります。1ゲームは21点(新しい15点制では15点)先取。サーブは自分の点数が偶数なら右・奇数なら左から打つ、と覚えれば試合を回せます。
点数の数え方・試合の進め方(実況つき) バドミントンのルール完全ガイド バドミントン15点制はいつから?新ルールの変更点3.STEP3 ラケットの握り方
技術の一番の土台がグリップ(握り方)です。ここを最初に正しくしておくと、あとの打ち方がぐんと覚えやすくなります。基本は「包丁を軽く握るように、力を抜いて持つ」イースタングリップ。ギュッと握りしめず、打つ瞬間だけ締めるのがコツです。フォア(利き手側)とバック(逆側)で少しだけ持ち替えます。
4.STEP4 基本の打ち方
握りを覚えたら、いよいよ打ち方です。最初に覚えたいのは「高い球は上から、低い球はつないで」という考え方。まずはクリア(奥へ高く飛ばす)とヘアピン(ネット前でそっと返す)ができると、ラリーが続くようになります。スマッシュは楽しいですが、まずは正確に返すことを優先しましょう。共通のコツは「手打ちにせず、体の回転と体重移動を使う」ことです。
ショット(打ち方)完全ガイド5.STEP5 フットワーク(足の動き)
「なぜか球に間に合わない」——その原因は打ち方ではなく足の動き(フットワーク)にあることがほとんどです。バドミントンは速く打点に入れるかで勝負が決まる競技。相手が打つ前に準備 → 最短で入る → 崩れず打つ → 必ず中央(ホーム)へ戻る、この4つを回せると、拾える球が一気に増えます。初心者ほど、打つ練習と同じくらい足の練習に時間を使う価値があります。
フットワーク(足の動き)完全ガイド6.STEP6 サーブを覚える
サーブは試合が必ず始まる大事な一打。ラリー中の打ち方とはルールが少し違い、腰より低い位置から下手(アンダーハンド)で打つなどの決まりがあります。まずは「入れる」ことを最優先に、ダブルスならショートサーブ、シングルスならロングサーブを練習しましょう。サーブの立ち位置(点数の偶数・奇数で左右が変わる)は、覚えると試合がスムーズになります。
サーブのコツ(打ち方ガイド) サーブのルール完全ガイド ダブルスのサーブ順・立ち位置7.STEP7 試合をやってみる
基本ができてきたら、どんどん試合をやってみましょう。上達の一番の近道は「実戦」です。審判がいない練習試合ではセルフジャッジ(自分たちで判定)で進めます。判定でもめたらやり直し(レット)にするのが基本マナー。ダブルスならローテーション(前後・左右の入れ替わり)を覚えると、二人で広くカバーできます。大会で主審を任されたときのコールも、事前に知っておくと安心です。
セルフジャッジ(審判なし)の進め方 ダブルスのローテーション・フォーメーション 主審のやり方・コール一覧8.STEP8 記録して上達する
ここまで来たら、あとは「うまくいった/いかなかったを振り返る」ことで伸びが加速します。人は記録すると成長が見えるもの。試合のスコアや、決まった球・失点した球を残しておくと、「自分は後ろが弱い」「レシーブでミスが多い」といった自分だけの弱点が見えてきます。弱点が分かれば、練習の的をしぼれます。何をどう練習するかは 練習メニュー完全ガイド に、一人・少人数・目的別のメニューをまとめています。まずは小さなノートでも、スマホアプリでもOKです。
勝ち負けより、「前より1つできることが増えた」を数えていくと、バドミントンはもっと楽しくなります。
試合を記録すると、自分の弱点と成長が見えます。
「バドシート」は、得点をタップするだけで公式風スコアシートが自動で完成する無料アプリ。試合を残すと、決め球や失点の傾向をAIが分析して、次に練習すべきことを教えてくれます。始めたばかりの一戦から記録してみましょう。
📲 アプリを無料ダウンロード(Android)→ 🍎 アプリを無料ダウンロード(iPhone)→ 振り返り・AI分析を見る →9.よくある質問(FAQ)
バドミントンは何から始めればいいですか?
最初にそろえるのは『室内用シューズ・ラケット・シャトル・動きやすい服』の4点だけで十分です。道具が用意できたら、次に『点数の数え方と簡単なルール』を知り、『ラケットの握り方 → 基本の打ち方 → 足の動き方(フットワーク)→ サーブ』の順に少しずつ練習します。最初から全部を完璧にしようとせず、まずは相手とラリー(打ち合い)が続くことを目標にすると楽しく続きます。このページでは、その順番を8つのステップに整理して、それぞれのくわしい解説ページへリンクしています。
初心者は最初に何を買えばいいですか?費用はどれくらい?
最低限は『バドミントン用シューズ(体育館で使える非マーキングソール)』『ラケット』『シャトル(練習用ナイロン球で十分)』の3点です。シューズは3,000〜6,000円(ただし当サイトが比較している254機種のうち6,000円未満は34機種で、大人が履けるのは12機種だけ。真ん中の価格は1万円です)、初心者向けラケットは3,000〜6,000円、ナイロンシャトルは6球で600〜1,500円ほどが目安。服装は最初は手持ちの動きやすいTシャツ・短パンでかまいません。合計で1万〜1.5万円ほどあれば始められます。ラケットは軽くてシャフトがやや柔らかい入門モデルが扱いやすく、シューズは必ずバドミントン用(またはバレー・体育館用)を選びます(普通のランニングシューズは横の動きで滑って危険です)。
大人からバドミントンを始めても上達できますか?
はい。バドミントンは大人から始めても十分に上達でき、生涯スポーツとして長く楽しめます。若い頃より運動量に気をつける必要はありますが、まずは『準備運動をしっかりする』『無理に全力でジャンプ・ダッシュしない』『フットワーク(足の動き)から丁寧に覚える』ことを意識すれば、ケガを避けながら着実にうまくなれます。地域のバドミントンサークルや体育館の初心者教室、職場・ママ友のグループなど、同じレベルで打ち合える相手を見つけると上達が早まります。
ラリーが続きません。どうすれば続くようになりますか?
ラリーが続かない一番の原因は『強く打ちすぎる』ことと『打点に間に合っていない』ことです。まずは力を抜いて、相手が取りやすい高さ・スピードで返すことを意識しましょう。次に、打ったら必ずコート中央(ホームポジション)に戻り、相手が打つ前に準備姿勢をとると、次の球に間に合いやすくなります。握り方が正しいか、面が上を向いているか(シャトルを上に返せているか)も確認ポイントです。最初は『10回続ける』など小さな目標を決めて、決めるより続けることを優先すると自然にラリーが伸びます。
バドミントンの点数(ルール)は難しいですか?
難しくありません。基本は『どちらが打っても、決まればそのラリーに勝った側に1点が入る(ラリーポイント制)』というシンプルなルールです。1ゲームは先に21点(新しい15点制では15点)を取った方が勝ちで、20対20(14対14)になったら2点差がつくまで続けます。サーブは自分の点数が偶数なら右から、奇数なら左から打つ、と覚えれば試合を進められます。細かい反則やコートの寸法は後から覚えれば十分です。まずは『点の数え方』のページで、0対0から試合終了までの流れを実況形式で確認するのがおすすめです。
もっとくわしく(関連ページ)
本記事は、バドミントンのスコア記録・分析アプリ「バドシート」を運営する TakeoriLab が、これから始める初心者・保護者・大人の再開組向けに作成しています。上達に近道はありませんが、正しい順番で少しずつ進めば、誰でも着実にうまくなれます。まずは道具をそろえて、体育館で1球打ってみることから。「前より1つできることが増えた」を数えていきましょう。