バドミントンの点数の数え方・試合の進め方
はじめて観る・数える人/保護者向けにやさしく解説

1ラリー=1点。ここだけ覚えればOK!

「子どもの試合の点数を数えてほしいと言われたけど、ルールがよく分からない」――そんな保護者・初心者の方へ。このページは、点数の数え方試合が0対0からどう進んで終わるのかを、順番に見ていけば分かるようにまとめました。むずかしい用語は最小限。実際のスコアの動き(実況つき)も載せています。ルールを網羅的に確認したいときは ルール完全ガイド をどうぞ。

① まず全体像:1試合はどう決まる?

バドミントンの試合(マッチ)は、ゲームという単位を積み重ねて勝敗を決めます。ふつうは3ゲームマッチ(2ゲーム先取)です。

いちばん大事な一文
「ラリーが終わるたびに、勝ったほうへ1点」。まずこれだけ覚えれば、点数は数えられます。

② 点数の数え方(ラリーポイント制)

今のバドミントンは ラリーポイント制サーブを持っているかどうかに関係なく、ラリーに勝ったほうに1点が入ります。昔は「サーブ側が勝ったときだけ点が入る(サーブ権を取り合う)」制度でしたが、今は違います。

どちらが勝った?点数次のサーブ
サーブした側が勝ったサーブ側に +1点そのまま 同じ人 がサーブ(左右を替えて打つ)
レシーブ側が勝ったレシーブ側に +1点サーブ権が 相手に移る(サイドアウト)

つまり、ラリー1回につき、必ずどちらかに1点。0対0から始まり、どんどん点が積み上がっていきます。「今は何対何か」を声に出して確認しながら進めると、数え間違いが減ります。

③ サーブは右?左?――点数で決まる

「サーブをどっちのコートから打つか」は、迷わなくて大丈夫。サーブする人の“自分の点数”を見るだけで決まります。

サーバーの自分の点数どこから打つ
偶数(0・2・4・6…)のサービスコートから
奇数(1・3・5・7…)のサービスコートから
点数が偶数(0・2・4…) S 右から 点数が奇数(1・3・5…) S 左から

サーブの左右は「サーバー自身の点数」で決まる。0点は偶数なので、ゲーム開始は必ず右から。点数を数えていれば、サーブ位置は自然に分かる。

ダブルスは基本の考え方は同じですが、「誰が次に打つか(サーブ順)」がもう少し複雑です。くわしくは ダブルスのサーブ順・コートの位置 早見表 にまとめています。

④ デュース(接戦の延長)と上限

ゲームは決められた点数の先取で終わりますが、2点差をつけるのが条件です。あと1点で勝ちのところで相手に追いつかれると、そこから2点差がつくまで続きます。これがデュースです。ただし、延々と続かないように上限も決まっています。

ルールデュース開始勝ち方上限
新・15点制14対142点差をつける21点(20対20なら先に21点で勝ち)
現行・21点制20対202点差をつける30点(29対29なら先に30点で勝ち)
数えるときのコツ:「あと1点」の場面でこそ落ち着いて。デュースに入ったら、2点差になった瞬間に終了です。上限(21/30)に達したときだけは、2点差でなくても先取した側の勝ちになります。

⑤ 【実況】0対0から試合終了までのスコア例

文字だけだとイメージしにくいので、15点制のワンゲームを、点の入り方つきで最後まで見てみましょう(あなた=Aさん、相手=Bさん)。

できごとスコア(A-B)次のサーブ
ゲーム開始。Aが右からサーブ0 - 0A(0=偶数なので右)
Aがラリーに勝った1 - 0A(1=奇数なので左に移って続投)
Bがラリーに勝った(サイドアウト)1 - 1B に交代(1=奇数なので左から)
Bが連取1 - 3B(続投・左右を替えながら)
Aが取り返していく…7 - 5—(8点で第1インターバル)
一進一退の展開13 - 14B(あと1点で勝ち)
Aが粘って追いつく → デュース14 - 14—(2点差がつくまで続く)
Aが連取16 - 14ゲーム終了・Aの勝ち(2点差)

このように、ラリーごとに1点ずつ動き、8点でインターバル(後述)、14対14でデュースに入って2点差で決着――という流れです。これを2ゲーム先取すれば試合の勝ちになります。

審判のいない試合(セルフジャッジ)でも同じ
点数の数え方は変わりません。イン・アウトの判定やもめたときの対処は セルフジャッジのやり方 を見てください。

⑥ インターバル・エンド交代・ゲーム間

1ゲームの途中と、ゲームとゲームの間には、短い休憩やコートの入れ替えがあります。数えるうえでも知っておくとスムーズです。

タイミング15点制21点制内容
ゲーム中のインターバルどちらかが8点に達したときどちらかが11点に達したとき約60秒の小休憩
ゲーム間のインターバル1ゲーム目と2ゲーム目の間など約120秒(2分)の休憩
エンド(コート)交代各ゲーム終了ごと/最終ゲームは片方が中間点(15点制8点・21点制11点)に達したときコートを入れ替える

最終ゲーム(3ゲーム目)は、勝負が偏らないよう途中でコートを交代します。エンド交代を忘れても点数はそのまま引き継がれます。

⑦ 15点制?21点制?どちらで数える

バドミントンは長らく21点制でしたが、3ゲーム×15点制への移行が進んでいます。国際大会は2027年から、日本国内では2026年に先行導入される大会もあります。数え方の考え方(ラリーごとに1点/2点差/サーブは点数の偶奇)はどちらも同じで、ゴールの点数とデュース・インターバルの数字が違うだけです。

新・15点制現行・21点制
1ゲームの先取点15点21点
デュース14対14から20対20から
上限21点30点
ゲーム中インターバル8点11点
試合形式3ゲーム・2ゲーム先取

どちらの大会に出るのか分からないときは、主催者の要項を確認しましょう。15点制はいつから・何が変わるのか、移行スケジュールと試合への影響をくわしく知りたい方は 15点制はいつから?新ルール完全ガイド をどうぞ。

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よくある質問

Q. バドミントンの点数はどうやって数える?

ラリーに勝つと1点(サーブを持っているかに関係なく)。ラリー1回ごとに、必ずどちらかに1点入る「ラリーポイント制」です。

Q. 何点で1ゲーム、何ゲームで試合の勝ち?

新ルールは15点、現行は21点を先取で1ゲームの勝ち(どちらも2点差が必要)。先に2ゲーム取ったほうが試合の勝ちです。

Q. デュースになったら?

15点制は14対14、21点制は20対20から2点差がつくまで。上限は21点/30点で、そこに達したら2点差でなくても勝ちです。

Q. サーブは右から?左から?

サーバー自身の点数が偶数なら右、奇数なら左から。0点は偶数なので、最初は必ず右からです。

関連ページ

この記事は、バドミントンのスコア記録・分析アプリ「バドシート」を運営する TakeoriLab が作成しています。ルールは大会・団体により細部が異なる場合があります。公式戦では主催者の要項・日本バドミントン協会の最新規則をご確認ください。