屋外のバドミントン

エアバドミントンのルール
11点5ゲームマッチ・2mのデッドゾーン・トリプルス——屋内バドミントンと違う9か所を、日本エアバドミントン連盟とBWFの規則で確認する

エアバドミントンは、BWF(世界バドミントン連盟)が屋外向けに作ったバドミントンです。ラケットは屋内と同じものが使え、シャトルだけ風に強い「エアシャトル」に替えます。ただしルールはバドミントンとかなり違います。第7回大阪大会の告知にも「バドミントンのルールと異なりますので、事前にご確認ください」と書かれています。このページではコート・デッドゾーン・得点・サービス・トリプルス・用具を、日本エアバドミントン連盟の「個人種目競技規則」BWFのAirBadminton公式ページという2つの一次資料から整理しました。得点方式はこの2つが食い違っているので、そこはどちらがどう書いているかをそのまま並べます。屋内のルールは バドミントンのルール完全ガイド、点数の数え方は 点数の数え方ガイド をどうぞ。

① ひとことで言うと

エアバドミントンは「屋内バドミントンの道具のまま、屋外で成立するようにコートと点数を作り直した競技」です。ラケットとスイングはそのまま持ち込めますが、コートの形・点数・サーブの決まりは別物だと思って読んだほうが早いです。

屋内バドミントンと違う9か所
① コートが16m×6m(屋内は13.4m)/② ネットの両側2mはデッドゾーン=落ちたらフォルト/③ センターラインが無い(左右のサービスコートに分かれない)/④ 得点は11点先取の5ゲームマッチ(連盟規則)/⑤ サーブはネットから3mのマーカーより後ろから/⑥ 3対3のトリプルスがある/⑦ トリプルスは同じ人が2回続けて返せない/⑧ シャトルはエアシャトル(ラケットは同じもの)/⑨ ハード・芝・砂の上でやる
⚠️ 15点制の話は持ち込まない
バドミントンは2026年から国内で3ゲーム×15点制への移行が始まっていますが、エアバドミントンはまったく別の点数体系です。「15点」「デュース14対14」「インターバル11点」といった数字は、エアバドミントンには1つも当てはまりません。

② コートは16m×6m(屋内より2.6m長い)

BWFの公式ページによると、コートの寸法はダブルス・トリプルスが16m×6m、シングルスが16m×5mです。屋内バドミントンのコートは13.4mですから、エアバドミントンのほうが2.6m長いことになります。長くなっているのは、ネットの手前に2mのデッドゾーンが両側に入っているためです。

エアバドミントンのコート図。ダブルスとトリプルスは16m×6mで屋内バドミントンの13.4mより長い。ネットの両側2mずつがデッドゾーンで、そこに落ちるとフォルトになる。ネットから3mの位置にサービスマーカーがあり、その後ろからサーブする。左右を分けるセンターラインは無い
ダブルス・トリプルスのコート。シングルスは幅だけ1m狭い16m×5m。ネット際が丸ごと使えないぶん、屋内より長く取ってある。
コート(ダブルス・トリプルス)16m × 6m
コート(シングルス)16m × 5m
デッドゾーンネットの両側 各2m(合計4m)
センターライン無い(左右のサービスコートに分かれない)
ポストの位置サイドラインの外側・サイドラインから1.0m以内
ネットの高さ芝・ハード=ポスト1.55m/砂=ポスト1.5m・中央1.45m
ラインサイドライン16m×2本・バックバウンダリーライン6m×2本・デッドゾーンライン6m×2本。幅5cmで、面の色とはっきり分ける
ハード(コンクリート・アスファルト・人工床)/芝/砂

BWFは砂のときだけネットを1.45mに下げる理由も公開しています。砂では足が沈むぶんミスが増えるため、下げたほうがミスが減ってラリーが続いたという検証結果があったからです。コートの向きは風に対して横向き、日差しのまぶしさを避けるなら南北向きが推奨されています。

③ デッドゾーン(ネットの両側2m)

エアバドミントンでいちばん最初に戸惑うのがこれです。ネットの両側2mずつは「デッドゾーン」で、エアシャトルがそこに落ちるとフォルトになります。屋内の感覚でネット前に落とすショットを打つと、そのまま失点です。

理由もBWFが説明しています。エアシャトルの性質上、ネット際のショットはコントロールが非常に難しい。そこでネット際を競技領域から外し、ネットから離れたところで打ち合わせてラリーを続きやすくするためにこの帯が置かれました。

足の踏み込みの扱いが独特です
日本エアバドミントン連盟の個人種目競技規則では、「プレーヤーはエアシャトルを打つためにデッドゾーンの中に入ってはならない」(3.9.1)が原則です。ただし正当なストロークのあとであれば、踏み込んだり着地したりしてよい(3.9.2)。そのときは直ちにプレーエリアへ戻る必要があります。デッドゾーンにとどまって相手の正当なストロークを妨げると、それ自体がフォルトになります(3.10.3.4)。

④ 得点は11点5ゲームマッチ(2つの一次資料が食い違う)

ここが本題です。エアバドミントンの得点方式は、日本エアバドミントン連盟の規則とBWFの公式ページで数字が違います。どちらも一次資料なので、両方そのまま並べます。

日本エアバドミントン連盟
「個人種目競技規則」
BWF
「AirBadminton/HOW TO PLAY」
ゲーム数5ゲームマッチ5ゲームマッチ
1ゲームの点数11点先取9点先取
デュースの開始10オールから2点リードで勝ち8オールから2点リードで勝ち
上限12オールなら13点目を取った側の勝ち12オールなら13点目を取った側の勝ち
次のサーブ前のゲームに勝った側から前のゲームに勝った側から
エンド交代毎ゲームの終了時+第5ゲームの6点第5ゲームの5点のみ
インターバルゲーム間120秒/第5ゲームの6点で60秒ゲーム間90秒/リード5点で60秒
日本の大会に出るなら「11点」です
エアバドミントンin石川2026も第7回エアバドミントン大会@大阪も、大会の告知ページで「個人種目競技規則」を競技規則として指定しています。したがって日本の大会は11点先取・10オールでデュースで行われます。
一致しているのは上限だけ=どちらも「12オールになったら13点目を取った側の勝ち」。11点でも9点でも、13点より先には伸びません

なお、連盟の規則は文書の冒頭に「2022年8月 世界バドミントン連盟」と記しています。BWFが現在ウェブで公開している9点はそれより後の改定に見えますが、どちらが新しい版なのかを公式が明記していないため、ここでは断定しません。出場する大会がどの方式かは、必ずその大会の要項でご確認ください。

点の取り方

BWFは点の入り方を4つ挙げています。①相手コートにエアシャトルを落とす ②相手にプレーエリアの外へ打たせる ③相手にネットへ打たせる ④エアシャトルを相手の体に当てる。連盟の規則では「相手コートに着地させる」「相手チームがフォルトをした」の2つにまとめられています(3.1.1)。ラリーポイント制で、レシーブ側が取った場合はそのままサービス権が移ります(3.6)。

試合前にはトスを行い、勝った側が「先にサーブかレシーブか」か「どちらのエンドで始めるか」のどちらかを選び、負けた側が残りを選びます(2.1)。試合前のウォーミングアップは2分です(2.3.6)。試合中の負傷・体調不良による選手交代は認められていません(4.6.1)。

⑤ サービスのルール

サーブはバドミントンと似ていますが、立つ場所の決め方がまったく違います。屋内のように「右半面・左半面」という考え方がなく、ネットからの距離だけで区切ります

  1. サービスマーカーの後ろに立つ。ネットから3mの位置に、サイドラインから1m内側の場所へマーカーが置かれます。そのマーカーを結んだ線より後ろ(コートの内側)ならどこからでもサーブできます。
  2. 両足を止める。サーブが始まってから打たれるまで、サーバーとレシーバーの両足の一部がコート面に接している必要があります(3.2.1.6)。マーカーを超えたり、サーブエリアの境界線に触れたりしてはいけません(3.2.1.4)。
  3. エアシャトル全体をネットの高さより下で打つ。連盟の規則は「打たれる瞬間に、エアシャトル全体が必ずネットの高さ(1.45メートル)より下」と書いています(3.2.1.8)。打った後の飛び出しは上向きになります。
  4. ベースを先に打つ。サーバーのラケットは、最初にエアシャトルのベース(台)を打ちます(3.2.1.7)。
  5. どこへ打ってもよい。センターラインが無いので、相手のプレーエリア(2mのラインより向こう)であればどこへでも打てます。
  6. レシーブは誰が返してもよい。ダブルス・トリプルスでは、レシーブ側のどのプレーヤーが返しても構いません。レシーブエリア内のどこからでも受けられます(3.4.2)。

サーブが終わったあとは、サーバーはサービングエリアの外へ出てよく(3.2.1.5)、ラリーはコートの全域で行われます。

⑥ トリプルス(3対3)

エアバドミントンだけにある種目です。1チーム3人で戦います。国際大会でも日本の公式戦でも、いちばん中心になっているのがこのトリプルスです。

トリプルスの核心=同じ人が2回続けて返せない
自分のチームが返球したら、次の返球は必ず別のメンバーが打ちます。同じ人が2回続けて返すとフォルトです(3.10.3.6)。BWFはこの決まりについて「動きが増え、戦術の要素が強くなる」と説明しています。

サービスの順番も3人ぶん回ります。最初のサーバー → レシーブ側のプレーヤー → 最初のサーバーの他の2人のいずれか → レシーブ側の他の2人のいずれか → 最初のサーバーの3人目 → レシーブ側の3人目 → 最初のサーバーへ、という順です(3.8.1)。順番を無視して打つことはできません。

審判の役割も1つ増えます。サービスジャッジが、サービスフォルトに加えてトリプルスの連続リターンのフォルトをコールします(5.3・5.7.3)。主審も必要に応じてこれをコールします(5.6.3)。

⑦ 用具(ラケット・ガット・エアシャトル・ネット)

ラケットは屋内と同じものでよい

BWFは「エアシャトルは既存のラケットで打てるように設計されている」と明記しています。買い替えは要りません。ただしガットは変えたほうがよいと推奨されています=屋外は風の影響を受けるため、張りを弱め(8〜9kg/17.5〜20ポンド)、太めのガットを使うこと。ガットの選び方そのものは バドミントンのガット完全ガイド が参考になります。

エアシャトル

BWFがシンガポールの南洋理工大学(NTU)のInstitute for Sports Research(ISR)と5年かけて共同開発した屋外用シャトルです。風への抵抗を高めつつ、バドミントンらしい打球感・飛び・スピン・耐久性を保つように作られています。屋内用のシャトルでもプレーは可能ですが、コートも競技もエアシャトルの特性を前提に作られているので、BWFはエアシャトルの使用を推奨しています。屋内用シャトルの選び方は シャトルの選び方 にまとめています。

ネットとライン

必要なのはネット一式とラインだけです。ネットは濃い色の太いコードで目は1.5〜2cm、深さ80cm〜1m、幅6m以上。上下の縁は5cmの白いテープで包むことが推奨されています。ラインは幅5cmで、砂や芝ならリボン状の丈夫な素材、コンクリートやアスファルトなら粘着テープか直接の描線。砂・芝ではラインの四隅をゴムひもで地面のアンカーにつなぎ、張りを保ちつつ足が引っかかったときのけがを減らします。

⑧ 種目と国際大会

BWFが挙げているエアバドミントンの種目は男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルス・トリプルスです。ただし国際レベルの競技会で行われるのはダブルスとトリプルスのみとされています。日本エアバドミントン連盟の個人種目競技規則が挙げる個人種目はミックスダブルス・男子トリプルス・女子トリプルスの3つです(1-1)。

国際大会としては、第1回エアバドミントンワールドカップが2025年12月にUAE・シャルジャで12チームの形式で開かれ男子トリプルスをブラジル、女子トリプルスを中国、チームリレーをUAEが制しています(BWF公式)。エアバドミントンはANOCワールドビーチゲームズ2023の正式競技にも選ばれていました(大会自体は中止)。

⑨ 2026年 日本の大会・体験会

日本エアバドミントン連盟が主催・共催する大会です(2026年9月3日時点で連盟が告知しているもの)。どちらも公式戦はトリプルスで、日本ランキング対象大会です。連盟は「国際大会の選手選考については日本ランキングポイントを基準とします」と告知しています。

~能登半島復興支援大会~エアバドミントンin石川2026

日時2026年9月26日(土) ⚠️開始時刻は連盟の告知3つで違います(表の下の注記をご覧ください)
会場千里浜ビーチバレー専用コート(石川県羽咋市千里浜町カ1-11)
種目1部(公式戦)=男子トリプルス・女子トリプルス
2部(オープン戦)=男女混合トリプルス(小学生以上)
申込2026年7月27日(月)〜8月31日(月)
※9月2日(水)まで延期のうえ締切済み
主催・共催石川県バドミントン協会/日本エアバドミントン連盟
荒天のとき小雨決行。大雨・風速5m以上なら翌9月27日(日)へ延期

⚠️石川大会は、連盟の告知どうしで数字が食い違っています。開始時刻は大会告知ページ=9:00〜17:00(予定)/大会要項=9:00〜(開場・受付8:15〜)/9月の日程のお知らせ=10:00〜17:00。荒天のときの判断も大会要項=前日の12時まで/9月の日程のお知らせ=開催日 当日朝7:00までと分かれています。出る方・見に行く方は、連盟の最新の告知をそのままご確認ください。

▶ ~能登半島復興支援大会~エアバドミントンin石川2026のまとめ(2部それぞれの出場条件・参加費・持ち物・荒天時の判断)

第7回エアバドミントン大会@大阪

日時2026年11月28日(土) 9:00〜17:00(予定)
会場せんなん里海公園 潮騒ビバレー(大阪府泉南郡岬町淡輪)
種目1部(公式戦)=男子トリプルス・女子トリプルス(15歳以上)
2部(ジュニアの部)=男女混合トリプルス(小学3〜6年生)
3部(オープン戦)=男女混合トリプルス(小学生以上)
申込2026年9月14日(月)〜11月1日(日)
主催日本エアバドミントン連盟
荒天のとき小雨決行。大雨・風速5m以上なら翌11月29日(日)へ延期

大阪大会は2023年から続くシリーズの7回目で、公式戦の上位3チームには賞金、ジュニアの部とオープン戦の上位入賞者には賞品が用意されると告知されています(2部・3部は日本ランキングポイントの対象外)。石川大会の申込はすでに締め切られています(9月2日まで延期されたうえで終了)。これから出るなら大阪大会(9月14日申込開始)が次の機会です。

▶ 第7回エアバドミントン大会@大阪のまとめ(申込期間・3部それぞれの出場条件・賞金とランキングの扱い・荒天時の判断)

大会以外に体験会も定期的に開かれています。2026年9月は9月12日(土)9:00〜12:00に桜ノ宮ビーチ「ふれあいの水辺」(大阪市)で定期体験会。7月18日〜19日にはダイハツジャパンオープン2026の屋外会場「シャトルパーク」(東京体育館)で体験会が行われ、連盟の小椋会長のほか、理事の嘉村さん・永原さん、ACT SAIKYOの田口選手が参加者とラリーをしています。最新の日程は日本エアバドミントン連盟の公式サイトでご確認ください。

⑩ バドミントンとの違い一覧

バドミントン(屋内)エアバドミントン
場所体育館公園・広場・路上・砂浜(ハード/芝/砂)
コートの長さ13.4m16m
コートの幅ダブルス6.1m/シングルス5.18mダブルス・トリプルス6m/シングルス5m
ネット際ヘアピンなど、ネット前が勝負どころ両側2mはデッドゾーン=落ちたらフォルト
センターラインある(右半面・左半面)無い
点数15点先取・3ゲームマッチへ移行中(従来21点)11点先取・5ゲームマッチ(連盟規則。BWF推奨は9点)
デュース14オールから(15点制)10オールから(連盟規則)
上限21点(15点制)13点
人数1人・2人1人・2人・3人(トリプルス)
連続で打てるかダブルスは同じ人が続けて返せないトリプルスも同じ人が続けて返せない
シャトル水鳥・ナイロンエアシャトル
ラケット同じものでよい(ガットは弱めの張り・太めを推奨)

⑪ 記録と大会運営

点数を記録する側から見ると、エアバドミントンはまだ道具が追いついていません。正直に書きます。

スコア記録アプリ「バドシート」でできること・できないこと
できる=「何点先取」の設定に11点があるので、1ゲームぶんの得点・サーブの左右・デュースは正しく数えられます。
できないゲーム数の設定が1ゲームと3ゲームしかなく、5ゲームマッチに対応していません。種目もシングルスとダブルスだけで、トリプルス(3対3)がありません
いまの現実的な使い方は「1ゲームずつ11点で記録して、5ゲームぶんを手元でまとめる」です。5ゲームを通しで管理したいなら、紙のほうが確実です(スコアシートの書き方と無料ダウンロード)。

一方で大会を開く側の仕事は、屋内とほとんど変わりません。石川大会も大阪大会も1日で公式戦とオープン戦を並行して回す形で、必要なのは組み合わせ・コート割り・時間割・進行表です。ここは屋内の大会運営とまったく同じ形なので、バドオート(大会運営ツール)がそのまま使えます。3人1組のトリプルスも、団体戦と同じくチーム単位の組み合わせとして扱えます。

屋外でも、点数と進行は同じ手間がかかる。

「バドオート」は組み合わせ・コート割り・当日の進行表をブラウザだけで回せる大会運営ツールです。コートを固定して時間割を組む形にも、勝ち上がりで回す形にも対応しています。スコアの記録は「バドシート」で(11点先取の設定にも対応)。どちらも無料で試せます。

🏟 バドオート(大会運営)を見る → バドシートをWebで無料お試し →

⑫ よくある質問

Q. エアバドミントンとは何ですか?

世界バドミントン連盟(BWF)が公園・広場・砂浜など屋外でバドミントンをするために作った種目です。風に流されにくい専用の「エアシャトル」を使い、ラケットは屋内と同じものが使えます。ハード・芝・砂のいずれの面でもプレーでき、シングルス・ダブルスのほかに3対3の「トリプルス」があります。日本では日本エアバドミントン連盟が大会と体験会を主催しています。

Q. エアバドミントンは何点マッチですか?

日本の大会に出るなら11点先取の5ゲームマッチです。日本エアバドミントン連盟の「個人種目競技規則」が、5ゲームマッチ・11点先取・10オールで2点リードした側の勝ち・12オールになったら13点目を取った側の勝ち、と定めています。ただしBWFのAirBadminton公式ページは推奨方式を9点先取(8オールでデュース)と書いており、この2つは食い違っています。上限(12オールで13点目)だけは一致します。日本の大会は要項で「個人種目競技規則」を指定しているので、11点で行われます。

Q. エアバドミントンのコートの大きさは?

ダブルスとトリプルスは16m×6m、シングルスは16m×5mです。屋内バドミントンのコートは13.4mなので、エアバドミントンは2.6m長くなります。長い理由は、ネットの手前に2mの「デッドゾーン」が両側に入っているためです。左右のサービスコートを分けるセンターラインはありません。

Q. エアバドミントンのデッドゾーンとは何ですか?

ネットの両側2mずつの帯で、ここにエアシャトルが落ちるとフォルトになります。エアシャトルはネット前のコントロールが難しいため、ネット際のプレーを外してラリーを続きやすくする目的で設けられました。プレーヤーはエアシャトルを打つためにデッドゾーンへ入ってはいけませんが、正当なストロークのあと踏み込んだり着地したりするのは認められています(その場合は直ちにプレーエリアへ戻ります)。

Q. エアバドミントンは普通のバドミントンのラケットでできますか?

できます。エアシャトルは既存のラケットで打てるように設計されています。BWFは屋外で風の影響を受けることから、ガットは張りを弱め(8〜9kg/17.5〜20ポンド)、太めのものを使うことを推奨しています。必要な用具はラケットとエアシャトルのほかに、ネット一式とラインだけです。

Q. トリプルス(3対3)のルールはどこが違いますか?

同じプレーヤーが2回続けて返球できません。次の返球は必ず別のメンバーが打ちます。破るとフォルトで、サービスジャッジがコールします。サービス権も、最初のサーバー→レシーブ側→最初のサーバーの他の2人→…という順に3人ぶん回っていきます。日本の大会の公式戦は男子トリプルスと女子トリプルスで行われています。

Q. 日本でエアバドミントンの大会はありますか?

あります。2026年は9月26日(土)に「~能登半島復興支援大会~エアバドミントンin石川2026」が石川県羽咋市の千里浜ビーチバレー専用コートで、11月28日(土)に「第7回エアバドミントン大会」が大阪府泉南郡岬町のせんなん里海公園 潮騒ビバレーで開かれます。どちらも日本ランキング対象大会で、国際大会の選手選考は日本ランキングポイントを基準にすると告知されています。大阪大会は小学3年生以上のジュニアの部と、小学生以上なら誰でも出られるオープン戦も同時開催されます。

Q. エアバドミントンの得点はバドミントンの記録アプリで付けられますか?

半分だけできます。スコア記録アプリ「バドシート」は何点先取を11点に設定できるので、1ゲームぶんの得点は正しく数えられます。ただしゲーム数の設定が1ゲームと3ゲームしかなく、5ゲームマッチとトリプルス(3対3)には対応していません。5ゲームを通しで管理したい場合は、いまのところ紙のスコアシートのほうが確実です。

関連ページ

このページは、バドミントンのスコア記録・分析アプリ「バドシート」を運営する TakeoriLab が作成しています。出典は一般社団法人 日本エアバドミントン連盟の「個人種目競技規則」および公式サイトの大会告知(2026年7月27日・8月26日・8月31日・9月1日)と、BWF Development の AirBadminton 公式ページ(The Game/How to play/Court Dimensions/Equipment/Court set up/FAQs)です。掲載しているのは日程・会場・種目・規則の数字などの事実のみで、記事本文・写真は転載していません。2026年9月3日時点の情報です。大会の実施要項・競技規則は変更されることがありますので、出場・観戦の前に必ず主催者の公式発表をご確認ください。掲載内容の誤り・訂正・削除のご依頼は お問い合わせフォーム からお知らせください。確認のうえ速やかに対応します。