ダブルスの基本のまとめ上から順に読めば、基本の流れが分かる
まず、大事な考え方
- ダブルスは2人でコートを守る。基本の形は2つだけ。
- 攻めるときは「前後」(トップ&バック):後ろの人が打ち続け、前の人が短い球を押さえる。
- 守るときは「左右」(サイド・バイ・サイド):コートを右と左の半分ずつ守る。
- 相手に上げられたら前後、自分たちが上げたら左右。この切り替えがダブルスの動きのほとんど。
コートの線の名前があやふやなら、先に コートの見方 へ。
1. 2つの形と切り替え
まずここから。攻めの前後・守りの左右・その切り替え。
1. 攻めるときは「前後」トップ&バック
後ろの人が打ち続け、前の人が短い球を押さえる。
- 攻めるときは「前」と「後ろ」に分かれる
- 後ろの人:スマッシュやドロップで攻め続ける
- 前の人:ショートサービスラインのあたり(ネットから約2m)で、後ろの人が打った側へ半歩寄り、短く返ってきた球を押さえる
2. 守るときは「左右」サイド・バイ・サイド
高く上げたら、2人は左右に並んで半分ずつ守る。
- 守るときは左右に並ぶ
- コートを右と左の半分ずつ守る
- 少し後ろ寄りで低く構え、スマッシュに備える
3. 攻めと守りを切り替えるローテーション
上げられたら前後に、上げたら左右に。2人で形を変える。
- 相手が上げてきた → 攻め:前後になる
- こちらが上げた → 守り:左右になる
- 球に近い人が打ちに行き、もう1人は空いた所へ動く
2. ラリーの始まり
サービスとレシーブから、前後の形に入る。
4. ショートサービスのあとサービス側の形
サービスを打った人は前に残り、パートナーは後ろへ。そのまま攻めの形になる。
- ショートサービスのあと、サービスを打った人は前に残る
- パートナーは後ろの真ん中で、上げられた球に備える
- サービスの形が、そのまま攻めの「前後」になる
5. サービスを受けたら前へレシーブ側の形
短いサービスには前へ出て押し込む。受けた人が前、パートナーが後ろ。
- サービスを受ける人は、ショートサービスラインのすぐ後ろで構えて待つ(線をふむと反則)
- 短いサービスには前へ出て、浮いたら上から押し込む
- 受けた人が前に残り、パートナーが後ろに入る
3. もう一歩
前衛の仕事・打つ球で決まる形・守りの寄り方・低い球の打ち合い・サービスとネット前の駆け引き。
6. 前衛の役割前の人の仕事
前の人はショートサービスラインのあたり(ネットから約2m)で、ラケットを上げて待つ。後ろの人が打った側へ半歩寄る。
- 前衛(前の人)の基本は、ショートサービスラインのあたり(ネットから約2m)。ラケットを上げて構える。ネットに張り付くと、頭の上や横を速い球に抜かれる
- 後ろの人が打った側(ストレートの返球が来る側)へ半歩寄る。ドロップやカットのあとは、落とした側へ少し前に詰めて、ネット前の返球をねらう
- 前衛は前の球、後衛は上げられた球。役割を分ける
7. 上げたら左右・下へ打ったら前後打つ球で形が決まる
クリアやロブを打ったら守りの左右へ。スマッシュやドロップなら攻めの前後のまま。
- クリアやロブなど「上げる球」を打ったら、守りの左右へ
- スマッシュやドロップなど「下へ打つ球」なら、攻めの前後のまま
- 自分たちの打つ球で、次の形が決まる
8. 守りは打つ人の方へ寄るストレートを厚く
左右に並んだまま、相手の打つ人の方へ少し寄る。
- 守るときは、相手の打つ人の方へ少し寄る
- ストレートの球がいちばん速く来るので、そちら側を厚くする
- 寄っても、2人の間は空けすぎない
9. ドライブの打ち合い低く速い球
少し前でラケットを上げて構え、浮いた球は前に出て押し込む。
- 低い球の打ち合いは、少し前でラケットを上げて構える
- ドライブは低く速く、相手の2人の間や体の近くへ
- 浮いた球が来たら前に出て押し込み、攻めの形に変える
10. サービスとネット前の駆け引きフリック・ヘアピン・アタックロブ
ショートとフリックを混ぜる。ネット前はヘアピンで低く、詰めてきたらアタックロブで頭の上を越える。
- サービスはショートとフリックを混ぜる。前に詰めてくる相手には、フリックが効く
- ネット前はヘアピンで低く。相手が詰めてきたら、アタックロブで頭の上を越える
- フリックやアタックロブも「上げる球」。打ったら左右に並んで守る
4. 攻防の工夫
真ん中の球はだれが取るか・スマッシュのレシーブ・スマッシュのコース。
11. 真ん中の球はだれが取る2人の間の球
真ん中の球をだれが取るかは、ルールではなくペアの約束。よく使われる決め方の1つは、打つ人から見てクロス(対角)にいる人が「はい!」と取る形。フォア側の人が取るペアもある。2人で先に決めておく。
- 真ん中の球をだれが取るかは、ルールで決まっていない。ペアで試合の前に約束しておく
- よく使われる決め方の1つは、打つ人から見てクロス(対角)にいる人が取る形。フォア側の人(右利きどうしなら左の人)が取るペアもある
- 取る人は「はい!」と声を出す。もう1人は自分のサイド(ストレート)を守る
12. スマッシュのレシーブ低く構えて3つの返し方
横に並んで低く構える。余裕があれば横へドライブかネット前、苦しければ高く奥へ。相手に下から打たせる。
- 横に並んで腰を落とし、ラケットを体の前に出して低く構える
- 余裕があれば ①横へ低く速いドライブ ②前の相手から遠いネット前。相手に下から打たせる
- 体勢が苦しいときは ③高く奥へ上げて、2人で構え直す時間を作る
13. スマッシュのコースストレート・真ん中・体
迷ったら2人の間(真ん中)へ。空いていればストレート。打ったら前の人はショートサービスラインのあたりで待つ。
- 迷ったら2人の間(真ん中)へ。どちらが取るか迷い、返球の角度もつかない
- サイドが空いていればストレート(距離が短く速い)。体(ボディ)をねらうなら、ラケットを持つ側の腰や肩口(右利きなら右)
- 打ったら、前の人はショートサービスラインのあたり(ネットから約2m)で、後ろの人が打った側へ半歩寄って返球を待つ