大会をひらく人へ

バドミントン大会のタイムテーブルの作り方
本部の進行・コート割り・1試合の時間まで、13面370試合を回した実測で

① 動かせない時間を、先に置く

バドミントン大会の1日の帯を示す図。受付、開会式、予選リーグ、昼休み、決勝の順に並び、8時30分から15時30分まで。動かせない時間は受付30分・開会式20分・昼休み40分・表彰20分・撤収20分。
試合を並べる前に、動かせない時間を帯として置きます。ここを後回しにすると必ず溢れます。

タイムテーブルは、試合から並べ始めると必ず溢れます。先に置くのは、動かせない時間です。

体育館は退館時刻が決まっています。撤収から逆算して、決勝が何時に始まっていないといけないかを先に決めてください。

② 1試合にかかる時間(実測)

バドミントンの1試合にかかる時間の目安。3ゲームマッチ21点で20〜25分、3ゲームマッチ15点で14〜18分、1ゲーム勝負15点で8〜10分。コートの入替・呼び出し・水分補給を足すと実際は1.2倍。
1試合の時間。ここを楽観すると、当日の後半で全部崩れます。

15点制になると1ゲームが短くなるので、同じ試合数でも早く終わります。ジュニアの大会で時間が足りないときは、予選を1ゲーム勝負にするのがいちばん効きます。

③ 逆算する

総試合数 ÷ コート数 × 1試合の時間。これが試合に使う正味の時間です。

試合数コート1試合正味動かせない時間を足すと
604面15分3時間45分約5時間30分
1206面15分5時間約6時間45分
2008面15分6時間15分約8時間
37013面15分7時間5分約8時間45分

⚠️1〜1.5時間ふくらむ前提で組んでください。呼び出しに来ない選手、審判待ち、コートの入替、救護。早く終わりすぎる方が、参加者には嫌がられません。

④ コート割り(連戦をさせない)

同じ選手を連戦させないコート割りの図。悪い例は1試合目AとB、2試合目AとCで同じ選手Aが続けて出る。良い例は1試合目AとB、2試合目CとDで1試合あける。総当たりの順番はサーキット法で組むと自動で連戦が避けられ、4人ならAB/CD、AC/BD、AD/BCの順。
同じ子を続けて呼ばない。手で並べると、必ずどこかで連戦になります。

当日いちばん揉めるのが、これです。前の試合が終わった直後にまた呼ばれると、汗も拭けないまま次のコートへ行くことになります。総当たりの対戦順はサーキット法で組むと、自動で1試合あきます。

⑤ 本部の仕事を4つに分ける

大会本部の役割を4つに分ける図。①受付は来たクラブを消し込み、欠場・飛び入りを本部へ伝える。②配車(コート割り)は空いた面に次の試合を入れ、呼び出しもする。③記録は結果を確定し、順位・次の対戦へ反映する。④アナウンスは次の試合を呼び、遅れを連絡する。
1人で全部やると、どれか1つが詰まった瞬間に全部止まります。

コート数が8面を超えるなら、配車を2人にしてください。1人だと、空いた面を見つけて呼びに行っている間に、別の面が空きます。

⑥ 進行が止まる瞬間

⑦ 自動でやる

バドシートの大会運営は、タイムテーブルを試合数とコート数から作り、当日は進行ボードで空いた面に次の試合を自動で配車します。審判はスマホで点数を入れ、確定した瞬間に本部・観戦ページ・次の対戦に反映されます。紙を運ぶ人が要りません。

第3回YBCカップの準備では、13面同時・370試合を完走しました。

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よくある質問

バドミントンの1試合は何分くらいですか?

3ゲームマッチ(21点)で20〜25分、15点制の3ゲームマッチで14〜18分、1ゲーム勝負(15点)で8〜10分が目安です。コートの入替・呼び出し・給水を足すと、実際はこの1.2倍で見ておくと安全です。

タイムテーブルはどう逆算しますか?

総試合数 ÷ コート数 × 1試合の時間 で正味の時間が出ます。120試合を6面・1試合15分で回すなら300分=5時間。ここに受付30分・開会式20分・昼休み40分・表彰20分・撤収20分を足します。

当日、予定からどれくらいズレますか?

1〜1.5時間ふくらむ前提で組んでください。ズレる原因は、呼び出しに来ない選手、審判の待ち、コートの入替、救護、表彰の準備です。逆に早く終わりすぎる方が参加者には嫌がられません。

本部は何人必要ですか?

最低3人、できれば4人です。受付・配車(コート割り)・記録・アナウンスを分けます。1人で全部やると、どれか1つが詰まった瞬間に全部止まります。コート数が8面を超えるなら、配車を2人にすると流れが止まりません。

同じ選手を連戦させないにはどうしますか?

総当たりの対戦順を「サーキット法」で組みます。4人ならAB/CD → AC/BD → AD/BCの順で、同じ選手が続けて呼ばれません。手で並べると必ずどこかで連戦になります。

コートは何面あればいいですか?

参加人数と使える時間から逆算します。100試合を4時間で終えるなら、1試合15分として100×15÷240=約6面が必要です。面数を増やせない場合は、1ゲーム勝負にするか、種目を減らすかのどちらかになります。

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この記事は、バドミントンの大会運営ツールとスコア記録アプリ「バドシート」を運営する TakeoriLab が作成しています。時間の目安は当社が運営に関わった大会の実測にもとづくもので、種目構成・年齢・レベルにより変わります。公式戦では主催団体の実施要項に従ってください。